なんだか本日(5月23日)はとっても寒いですね。昨日までの温かさが嘘みたいです。
ここのところ暖かい日が続いたので、すでに衣替えはし終えておりましたので、慌てて長袖の少し薄手のセーターを引っ張り出しました。引っ張り出されたセーターからは「なんだよ、ようやく眠りについたのに、こんなにすぐに起こすなんて」と文句を言われる始末……かどうかは定かではありません。

さて、前置きはこの辺にして、WAM助成を受けて5月15日から二本松市で「健康とダイエットのための運動教室」が始まって、1週間とちょっとが経過しました。
当初の想定としては参加してくださる方は1週間に1回程度来て頂ければ上々かな、と考えていたのですが、中にはほとんど毎日参加してくださっている方も何人もいらっしゃいます。
「ずっと二本松市内に気軽に身体を動かせるような場所があると良いと思っていたんだけど、それがようやく出来てくれた」
「家にいてもなかなか身体を動かしたりすることがないけれど、ここに来るとみんなと一緒に運動できるから出来るだけ参加したい」
「ここに来ると笑顔になれて、元気をもらえるから、また来ちゃった」
等々、嬉しいお言葉を頂戴しております。

私ども一般社団法人ちろるの運動教室では、
①肩や腰、膝などに痛みなく毎日の生活を送れるようにしっかりと身体をほぐすための準備体操
②認知機能の維持のための手と頭を使うレクリエーション
③身体の気になる部分のダイエット運動
④いつまでも自分の足で転倒の心配なく歩くことが出来るように筋力向上の運動
⑤振動する機器を活用した運動
を2時間かけて行っております。
これまで参加してくださった方は60代から90代と、幅広い年代の方が来てくれています。
「私は歳だから」と運動をするのを諦めるのではなく、何歳からでも定期的にしっかりと運動習慣をもつことで筋力は増えます。なので歳だからと考えている方には、歳だからこそ運動しようと考えてもらいたいです。

今日の福島民友新聞に運動教室の記事を掲載して頂きました。
その記事を読んでくださって早速今日の午後の運動教室に来てくれた方もいらっしゃいました。今日は参加者の方のご希望できつめに太ももの前、後ろ、内、外の運動をしたので、明日、もしくは明後日は筋肉痛になってしまうかもしれません。でもご安心ください。5月21日に開催された第1回ふくしまシティハーフマラソンでハーフを走ってきたので、私の方が参加者の誰よりも筋肉痛ですから。

運動教室は平日の午前の部は9時30分から11時30分、午後の部は1時30分から3時30分まで開催しております。ご都合の良い曜日、ご都合の良い時間でご参加いただければと思います。
利用料は1回たったの100円。
自分の健康は他の誰かが守ってくれることはなく、自分で守るしかありません。
ですから元気なうちから、いつまでも身体も心も認知機能も健康でいつづけるために運動教室に参加してみませんか。

2023年現在、多くの市町村では毎年人口は減少しております。
しかし65歳以上の高齢者は毎年増加しています。
よく言われることですが、
現在は4人から5人の生産年齢の人が1人の高齢者を支えていますが、
数年後には3人で1人の高齢者を支える時代がやってきて、
20年後には2人で1人の高齢者を支えなくてはいけない時代になることが予想されています。
となりますと、支えられるはずがありませんので、
65歳以上の方にはいくつになっても身体も心も健康でいていただいて、
支えられる側にならないようにする働きかけが必要です。

というわけで、支えられる側にならないようにする働きかけとして、一般社団法人ちろるでは令和5年度WAM助成を受けることが出来ましたので、60歳以上の方を対象に運動教室を二本松市で本日(5月15日)から実施することになりました。

日常生活を楽しく送るためには身体に痛い所があったりしたのでは、もちろん送ることは出来ません。
ですので、首から肩、腕、腰、足に至るまでをまずはしっかりとほぐすように準備体操からスタートです。
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そして健康とは上にも記載した通り、身体に痛いところや不調がないことばかりではなく、心も認知機能も健やかでいなくてはいけません。
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ですので、準備体操の間にちょっとしたレクリエーションを挟んだりしながら、来てくださった方に楽しんで健康になってもらうための取り組みも行っております。
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そして全身の筋力向上のための運動、特に下半身の筋力を向上して、いつまでも自分の足で行きたいところに行けるように、転倒の恐れなく歩いていただけるように、しっかりと下半身の運動を行っていきます。
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最後にダイエットに効果があるという噂の機器を活用して、
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腕、腹部、太もも、足と振動させながらほぐして、筋肉を動かしていきます。

1回の活動は2時間で、平日の午前の部は9時30分から11時30分、午後の部は1時30分から3時30分までとなっております。
利用料は1回100円。60歳以上の方でしたら、どなたでも、週何回からでもご参加いただけます。駐車場もありますので、車で来ていただくこともOKです。
動きやすい服装で、飲み物を持ってきて頂ければ、あとは何もいりません。
自分の健康は自分で守るしかありません。ですので、興味がある方は、ご都合の良い日にち、時間でお気軽にご参加ください。

令和5年度が始まったと思ったら、早くも1ヶ月が経過しようとしています。
先輩方が「歳をとる度に時間が早く進むように感じる」と仰っていましたが、その言葉を実感しないわけにはいきません。
そして年々歳をとるわけですから、年々時間が過ぎるのも早くなるわけですよね。
しかし意外と自分の顔を毎日鏡で見ていると変化があってもそれほど気がつかないように、時間の早い、遅いと言った変化もそれほど自分では気が使いないものなのでしょうか。
でも他者から「あら、しばらく見ない間に顔つき変わったね」と言われることはあっても「あら、しばらく見ない間にあなたの時間の進みが変わったね」とは言われないでしょうから、時間の進みの早い、遅いは自分で感じるしかないですよね。
この「時間の長さは年齢の逆数に比例する」というのはジャレーの法則というれっきとした誰もが感じる感覚で、年齢を重ねると自分の人生における1年の比率が小さくなるために、体感としての1年が短く、時間が早く過ぎると感じられるようになるらしいです。
ではどうすれば人生を長く感じることが出来るようになるのかと言いますと、ズバリ、新しい経験をすること。
同じことを繰り返す生活をしていると、脳は「特に新しいことのない一日だった」と感じ、記憶に残しません。つまり時間経過が早く感じるわけですね。それに対して、新しいことがあると脳は「今日は真新しい体験をしたから記憶に留めなくちゃ」と感じ、記憶にもしっかりと残るような、時間経過がゆっくりと過ぎるような感じになるわけです。
そして本日、4月29日、福島県二本松市にある災害公営住宅若宮団地で学生食堂をオープンしたのですが、今日の学生食堂には福島大学の災害ボランティアセンターの2年生と1年生が参加してくれました。きっと、彼女、彼は毎日真新しい体験をしているはずなので時間経過がゆっくりと過ぎていく皆さんです。
その点だけとっても羨ましく感じますね。
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そんな時間経過がゆっくりな皆さんと作る本日の献立が「青じそ香るしらす丼 食べるラー油を添えて」です。これまでの献立が「そぼろ丼」とか「親子丼」だったのに比べると今回の献立は急にコジャレ感が出ていますね。
この辺も学生食堂に協力してくれる学生の顔ぶれが変わったので、献立も新しい感じにという流れなのかは日本経済の先行きみたいに不明です。
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今回のために用意したしらすの量をご覧ください。
しらすだけだとどのぐらいの量なのか判別がつきにくいので、比較対象の為に食べるラー油のビンも一緒に撮影しました。
これだけのしらすが泳いでいたら、まるでスイミーのようになるかもしれません。これだけの量ですから大型の魚も尻尾をまいて逃げ出すにちがいないです。魚には尻尾はないので、背びれをヒラヒラさせて逃げ出すというのが正しい言い方ですかね。
このスイミー、じゃなくてしらすを炊き立てのご飯の上に米が見えなくなるぐらいにのせて、そこに刻んだ大葉を小型の森のようにわんさか振りかけ、更には食べるラー油も添えて、ついでにバスケのシュートの際には左手は添えるだけで、そこにゴマを一つまみかければ、
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本日の献立「青じそ香るしらす丼 食べるラー油を添えて」の完成です。
しらすの塩味と食べるラー油の辛味、そして大葉がまるでこれからの季節のように爽やかなアクセントとなって、口の中いっぱいにうま味が広がります。
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まるで口の中という大海原に所狭しと泳ぎ回る味覚の大冒険。
という感想を抱いているかは分かりませんが、試食の様子ですが、皆さん良い表情をしていますね。
学生ばかりではなく、団地の方にも本日の献立は(本日の献立は、と書くといつもは不評みたいな感じになってしまいますが、そんなことは決してありません)好評だったようで、食べ終わった後に「美味しかった」と感想を言いに来てくれた方もいたぐらいです。
コロナが5月に5類に分類されるようになれば、以前のように学生と大人が一緒に食事をするようにも戻せるかもしれませんが、当面の間は感染予防の観点から今と同じようにお持ち帰りをしてもらい、交流は食事の受け渡しの際に、ということでやっていきたいと思います。
来月もたくさんの「美味しい」と「笑顔」を届けていきますので、よろしくお願い致します。

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