今日は寒かったですね。
もちろん冬ですから毎日寒いのですが、それでもなお今日は寒かったと言わずにはいられません。
Bump of Chickenの歌に「冬が寒くてほんとに良かった 君の冷えた左手を
僕の右ポケットにお招きするための この上ない程の理由になるから」という歌詞がありますが、
左右のポケットを独占禁止法に抵触するくらいに独り占めしたくなる、
そんな寒さでした。
でもそんな寒い2月1日にも安達高校の学生ボランティアの活動がありました。
まずは二本松市の子育て支援センターでは季節の行事ということで節分をやっていました。
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さて、この3人の学生が何をするかと言いますと、
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鬼に扮して阿波踊りを踊っています。と偶然両手を微妙な角度に上げているだけで、
決して阿波踊りではないと思うのですが、盆踊りですかね。
って、盆踊りでもないはずです。
鬼の中には
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こんなに可愛い鬼さんもいました。こんな鬼なら鬼は外、ではなく鬼ウェルカム、と
笑顔で迎え入れたくなりますね。
そして知的に障がいのある方のB型就労支援事業所アクセスホームさくらさんでは、
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学生ボランティア2名が指がどのくらいの角度まで開くのかの対決をしています。
とそんなことはなく、活動の合間のピースサインですね。
そして、一般社団法人ちろるでは二本松で生活をする東日本大震災及び福島第一原発事故の避難者の方と
高校生が一緒に楽しめる交流イベントとしてハーバリウム作りを復興厚生住宅の石倉団地で行いました。
ハーバリウムと言ってもなんのこっちゃら、という方もいらっしゃるかもしれません。
まずは本日の参加者の皆さんが作った完成品をご覧ください。
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この完成品を見ると、「あー、あれか」と思い当たる人もいらっしゃるかもしれません。
透明な瓶の中に色とりどりな花とかが入っていて、きらびやかな見た目、そして作るのも
そんなに難しくない、飾る場所を選ばず、リビングやトイレ、玄関、寝室等にさりげなく置きたい
小物ランキング第1位に輝きそうになったこともある、それがハーバリウムです。
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この真剣な顔つきをみてください。カニの身をカラから取り出している時でもここまで真面目な顔つきにはならないのではないかというぐらいの表情です。
ちろるのイベントでは基本的に皆さんに笑顔になってもらう活動ですので、
皆さんがモノづくりに取り組んでいる真剣な顔つきは新鮮でした。
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出来上がった作品をもって記念写真です。きっと本日高校生と避難者の交流事業
ハーバリウム作りに参加してくださった皆さんの部屋にはさっそく、
世界で一つだけのハーバリウムが飾られているはずです。 

夜9時前の天気予報で「会津地方は雪が降りやすい天気が続くでしょう」と
アナウンスしていました。私が住むここ大玉村は今年はそれほど雪が降らなくて
ラッキーじゃね、と思っていたのですが、降る所にはしっかりと降っているんですね。
ゲレンデにのみしっかりと降ってくれればなんて考えてしまいがちですが、
雪がしっかり降らないとこれから田植え時期に水が足りなくなってしまったり、
色々と問題が発生するでしょうから、降る時にはレミオロメンが思わず
「ぼたー雪ー」と歌詞を間違えて歌ってしまうくらいに雪が降る必要があるのかもしれません。
問題が発生と言えば厚生労働省の統計不正問題は大きな問題ですよね。
毎月勤労統計の数値はねつ造でした、なんて国が公表したデータに不正があると
東芝の決算なんてリラックマぐらいに可愛いものに感じてしまうかもしれません。
と、そんな不正とは無縁な人生に真っ直ぐな安達高校の学生さんたちが、
福島県立高校1期試験の為に学校の休みを利用して、本日(1月31日)一般社団法人ちろるで募集した
冬季間のボランティア活動に参加してくれました。
まずは知的に障がいがある方のB型就労支援施設アクセスホームさくらさんでの活動の様子です。
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ライブとかで腕に付けてベルサイユの薔薇の登場人物の瞳ぐらいにキラキラ光るリングの
中に入れる電池を作っています。
続きまして、子育て中のお母さんが子どもを連れて遊びに来たり、小学校に入る前の子ども
及び地域の交流スペース、となっている子育て支援センターぷらすさんでは
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利用しているお子さんと遊んだり、
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一緒になんだかかっこよさげなポーズをとっています。
お次は障がいがある方の施設スマイルさんで
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段ボールで工作物を作っています。
うっすらと後ろに段ボールで作られた作品がチラ見しているのが見えると思いますが、
これは何でしょう。当たった方にはこの工作物を贈呈、したら多方面から怒られそうなので
止めておきます。
最後に二本松市で行っている二本松市子育て支援センターさんでは
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滑り台から滑ったからこの位置にいるのか、それともたまたま座っていた所の近くに
滑り台があったのか、そもそも今日は県立高校1期選抜の日なのに滑り台とか
デリカシーのないことを書いてしまった、自分にがっかりです。
でも本日も安達高校の学生ボランティアはしっかり活動をしていました。 

皆さんは「超高速!参勤交代」と「超高速!参勤交代 リターンズ」
という本又は映画はご存知でしょうか?
今初めて聞いたとか、タイトルは知ってるけど読んだり観たりはしたことが
ないという方は是非ダマされたと思って読んだり観たりしてみてください。
笑いあり、涙あり、殺陣あり、観終わった時にはスッキリしていることでしょう。
なんで唐突に「超高速!参勤交代」の話が出てきたのかと言いますと、
タイトルにリターンズを付けたら、「超高速!参勤交代 リターンズ」が真っ先に
出てきたからで、昔ジャンプでやっていた「密 リターンズ」でも良かったんですけどね。
もし今回のタイトルが「帰ってきた 冬のボランティア開校式」だったら
本文の書き出しは、皆さんは「帰ってきたウルトラマン」はご存知ですか?になっていた
はずです。
というわけで、高校生の冬休み期間を利用してボランティア活動をしませんかということで
12月の終わりから1月の頭にかけて冬のボランティア活動第一弾を実施しましたが、
今回は1月31日と2月1日の県立高校の1期選抜で、高校1、2年生は学校、部活が休みになるので、
普段は学校が忙しかったり、部活が大家族の洗濯物みたいにいっぱいあったりすると
なかなかボランティア活動に参加してみたくても出来ない、という学生さんもいます。
そんな学生さんにボランティア活動をしませんかと呼びかけたところ、活動期間が2日間と
極めて短期間なのにも関わらずに30名も申し込みがありました。
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学生さんは2日間、自分が興味関心のある児童関係の施設や障がいがある方の施設、
避難者支援事業等の活動に参加するのですが、活動にあたっての留意点や
どんな活動なのかの概要を説明する冬のボランティア開校式を1月29日に
安達高校で実施してきました。
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マスク着用率の高さが風邪やインフルエンザが流行っているのを物語っていますよね。
今回一般社団法人ちろるで段取りさせていただいた冬のボランティア活動に応募してくれた
学生ボランティアの皆さんには、元気に、普段の学校生活では出来ない出会いや体験を
それぞれの活動場所でボランティア活動を通してしてもらって、それが将来を考える為の
一助になってくれることをお百度参りするぐらいに願います。
 

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