明日から三連休ですね。
12月23日天皇誕生日ですが、今上天皇が退位された後
12月23日はどうなるんでしょうね。平成天皇を忘れないように
引き続き祝日になって残ってもらいたいところですが、
一体どのようになるんでしょうね。
どうせなら神武天皇の誕生日から遡及して天皇の誕生日を祝日にしていただけると、
働く身としては祝日がずっと増えるわけで、決して祝日が増えてもらいたい、
というばかりの気持ちではないのですが働く身としては思わずにはいられませんね。

と、そんな天皇誕生日を翌々日に控えた12月21日、
一般社団法人ちろるで冬休みの期間を活用してボランティア活動をしてみませんか、
と安達高校生に呼びかけたところ、延べ70人から参加の申し込みを頂きました。
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12月22日、2学期の修了後冬休みに入って早く帰りたいというはやる気持ちを抑えてもらって、
放課後集まってもらい、それぞれの活動場所についての説明や内容等の説明を行いました。
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皆さん、いいピースサインですね。
というわけで、このブログは米津玄師さんのピースサインを聞きながら書いています。
せっかく貴重な、そして短い、間にはクリスマスやら正月と言ったイベント目白押しの中冬ボラに
参加してくれているわけですから、そこでの体験や出会い、気づき等が将来につながってくれる
事を願わずにはいられません。 

12月はお坊さんも走るぐらいに忙しいと言われていますが、
 特に大掃除をするわけでも、年賀状の準備をするわけでも、
お年玉をもらう準備はもちろんするわけないですが、
あげる準備もするわけでもなく、月の半分を過ぎてしまいました。
チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ」とお叱りを受けてしまいそうですが、
この文章を読んでくださっている皆さまは、きっとアリとキリギリスのアリさんの
ように着実に来年への準備をなさっている事でしょう。
というわけで、年末ですので、毎月実施している男の料理教室も忘年会も兼ねて、
鍋料理と魚介料理作りにチャレンジしてみました。
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この獲物を前にしたチーターのような目線をご覧ください。
真剣さが伝わってきますよね。
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こちらも真面目な顔つきをしていますよね。
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皆さんの真剣な表情、これが男の料理教室の醍醐味ですね。
真剣な顔つきで何を作っているのかと言いますと、
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魚を細切れにしてそこに味噌を練りこんでいます。
手元をもう少し拡大しますと、
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こんな感じです。この料理が何か分かりますか。
浅学無知な私は分からなかったのですが、なめろうという料理だそうです。
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更にはエビの殻を剝いて、サーモンやマグロ、タコ、イカのさばき方も先生から
教わりながらチャレンジしてみたら、こんな魚屋さんで買ってきたみたいなクオリティです。
なめろうと刺身だけではなく、
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白子や魚、肉団子と今の寒い時期に体が芯まで温まる鍋、
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栄養バランスを考えてのサラダ、
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更にはチャーシューと卵とサイドメニューにも余念がありません。
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今日の男の料理教室に参加してくださった皆さんと、講師の先生です。
というわけで、自分たちで作った料理を食べながら忘年会も兼ねての男の料理教室となりました。
段々と男の料理教室の輪が広がってきて、
現在二本松市内には復興公営住宅が4箇所ありますが、
うち3つの復興公営住宅や二本松市内で家を買われた方等、特定の場所からだけではなく、
様々な場所からの参加があり、男の料理教室で出会った事が縁になって日常的な生まれたりした
話を聞くと、美味しい料理に体が温まるだけではなく、心まで温まりますね。 

今日はブログをアップするのに写真がないので、徒然なるままに文章のみで
書き進めたいと思います。

今年の漢字が「災」に決定したそうです。
確かに今年は地震や大雨による天災、
旧態依然としたシステムとその上で胡坐をかく人による人災、
様々な「災」がありました。
地震はいつ起こるか分かりません。雨だってどのぐらい降るのか、
天気予報で大雨と言っていても実際に降ってみないと分かりません。
雨自体はそんなに大したことなかったのに上流で川が氾濫する事だって
ないとは言い切れません。
様々なスポーツ界だって「あれ、これっておかしくない」とは思いながらも、
特定の人に権力が集中してしまったが為に、周りは何も疑問を呈すことが
出来なかった。
天災と人災を一緒くたに扱うのはどうかと思いますが、
まずはその被害に遭われた方々は本当に大変だったと思います。
でもその大変だった思いを無駄にしない為に、日常的に防災への取り組みを
しっかりと行うでありますとか、避難所の場所を確認しておくとか、
第三者の目が入る風通しの良い組織運営に心がけるとか、
晴れた日に雨傘を準備しておくように、
一人一人が平時だからこそ備えを万全にしておく事が必要なんだなと
再認識をさせられました。有事にいきなり何かやろうと思っても、
平時に出来ていないことが有事になって出来るわけがないですからね。
三国時代の魏を作った曹操という人は「治世の能臣、乱世の奸雄」と
言われたそうですが、奸雄とまではいかなくても良いので、
乱世という有事に対して、自分の命プラスアルファが守れるようになりたいものですね。

と、前置きが長くなってしまいましたが、
一般社団法人ちろるでは年間を通してボランティアをしたいというニーズに対して、
ボランティア活動が出来る場所と繋げる事業をしています。
今年はちろるが本格的に活動を開始した初年度ですので、
まずは常日頃から交流のある二本松市にあります安達高校に
冬休みのボランティアしませんか、と呼びかけたところ60名を超えるボランティアを
やりたいという声がありました。
というわけで、学校が冬休みに入ってから冬のボランティア活動を開始する予定ですので、
夏のボランティア活動と同様に活動の様子を毎日掲載していきたいと思います。
アメリカファーストや都民ファーストなど、言い方は悪いかもしれませんが、
自分の所が良ければそれで良いのかと疑問を抱かざろうえない動きがある中で、
貴重な青春時代を活用してボランティア活動に参加してくれるわけですから、
きっと彩り豊かな未来が待っていて欲しいと思います。
そして願わくば、今年の世相を表す漢字が「災」ではなく「彩」になる年が来ると良いですね。




 

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