倒置法のタイトルから始まりました。

別に野菜が育つでも良いのですが、西日本の豪雨災害によって出荷間近の野菜や果物が

ダメになってしまった、というニュースを目にしまして、それなのに野菜が育つとは

書きたくなかったが故です。

というわけで、本日はしめやかにひっそりと、7月19日現在の一般社団法人ちろるで育てている

野菜の状況をご報告していきます。

まず、ナス。実もずっしりしてきました。

グリーンキャンバスの子ども達と一緒に植えたトウモロコシ。

こちらもすくすくと育っております。

そしてサツマイモ。これだけ葉っぱが成長しているのですから、

地中でもしっかりと実をつけてくれているでしょう。

最後になんだかよく分からない植物達。

植えたら育った。

それだけ以上。

二本松市に避難している方々で作ったサークル、

「手芸サークル」は毎週月曜日が活動日です。

となんだかありきたりな書き出しですね。

文豪夏目漱石であれば、

吾輩は手芸サークル、名前はまだない。

という人を引き付ける書き出しで始まるかもしれませんが

残念ながら私の文才は夏目漱石と比肩するべくもないわけで、

ただ俯いて黙っていたわけで。

と書くと今度は北の国からの純が五郎と謝罪に行く有名なシーンのようですね。

手芸サークルでは毎回色々な作品作りをしていますが、

今はクラフトテープでかご作りをしています。色とりどりの、今風に言えば

さし色も織り交ぜた素敵な作品が見る見るうちに出来上がっていきます。

わしは不器用じゃけぇ、ちっとも作品が進まんけん、

良くできた作品をいかにも自分が作った風にして、写真をパチリ、

って甲乙つけがたいけぇ、作品の集合写真。

そして手芸サークルのメンバーは皆さん女性なので、

作品をつくるだけではなく、自慢の一品を持ち寄って女子会、昼食会、

なんて形容したら良いのかはよく分かりませんが、

手も動かすし、口も動かす、

私は口は動かす、手はもじもじでした。

たびたびこのブログで一般社団法人ちろるの畑状況をお伝えしてきましたが、

早いもので野菜の一部が収穫の時期を迎えました。

サツマイモはグリーンキャンバスの子どもたちと一緒に食べる予定なので、

もちろんそちらには手を付けたり、口を付けたりすることは出来ません。

またヒマワリも咲くのを子どもたちと鑑賞しよう、

その際には子どもたちに目一杯干渉しようと考えておりますが、

それ以外の野菜となれば話は別です。

というわけで、一般社団法人ちろるの畑を石倉団地という一番近くで、

一番面倒を見てくださっている勝手に命名畑管理人の方と

一緒に収穫をしてみました。

こちらはジャンボナス。この太陽光を照り返して白く反射している様なんかは、

アンパンマンの顔にある花と頬の赤い部分にある白い□の部分のようです。

その日の汚れその日のうちに、という有名なキャッチコピーがあるように、

旬な野菜新鮮なうちに、ということで、

さっそく畑管理人の方と食べてみましたが、これがナスの食感が

採れたてだからこそ味わえる、あのコキッコキッという、

これぞナス、まさにナスでした。

これからも順次美味しい野菜がなってくれると思うと楽しみで、

夜も眠れず日中野菜をお腹いっぱい食べて睡魔に襲われる日々が続きそうです。

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