2018年09月

9月27日、今日も寒かったですね。
富士山では例年よりもずっと早く初冠雪が見られたとのことで、
もう半袖では過ごせない気温になってきました。
日本列島には進路によっては台風が週末から来週頭にかけて
来るかもしれないとの事、もし日本を縦断するなんていう場合には
偏西風の影響もありまして、ついつい日本に来てしまいましたけれども、
しっかりと勢力を弱めて来ましたし、通勤や通学に影響がないように、
そして何よりも家屋や農作物等に被害を出さないように、
あいつ、もう行ったのかと言われるぐらいに、こっそりと通過するようにしますね、
ぐらいの謙虚さがある事を願います。
この「謙虚さ」、長年の慣れや経験によって
ついつい忘れてしまったり、薄れていってしまったりします。
しかしよく言われるように「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」という言葉、
忘れずにいたいものです。
今日は謙虚さを忘れていない素敵なメンズに集まっていただき、
9月の男の料理教室を開催しました。
場所は一般社団法人ちろるの事業ではすっかりお馴染みになりました、
二本松市にある、地域・子育て支援センターぷらすさんに今回も場所をお借りしました。
男の料理教室は、男性であってもちゃんと台所に立って、
自分で食べる食事や、場合によっては家族の食事も作れるようになりましょう
という目的で実施しています。
しかし、
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 参加してくださった方が準備してくださった餃子の餡が一定量になるための道具や
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 料理を作る際の格好がすでに只者ではない感じが漂ってきます。
本日作る料理は中華料理の定番、チャーハンと餃子です。
牛乳とアンパン、チャゲと飛鳥、内山田洋とクールファイブのように鉄板の
間違いない組み合わせです。
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今日も講師をお招きして、まずは餃子の餡の具材を刻んでいきます。
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みんなで力を合わせて餃子の皮に餡と美味しくなれという気持ちを詰めていきます。
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そして出来上がったのがこちら。
福島市では円盤餃子がB級グルメとして盛り上がっていますが、
男の料理教室でも円盤餃子。そして中華のお店で出るようなチャーハンの完成です。
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記念写真を撮りますとお声掛けしたら、全員がピースサインをするのも頷ける
会心の出来となりました。 

冷たいコーヒーよりも温かいコーヒーが美味しい季節になってきました。
つい先日まではグラスに氷をたっぷり入れて、
そこに冷蔵庫でキンキンに冷やしたコーヒーを入れて、
よくかき混ぜてグビグビと飲んでいたのが嘘のようです。
でもコーヒー豆を挽いていると、鼻孔から腕のいい泥棒みたいに
侵入してくるコーヒー豆の香りを久しぶりにかぐのも良いものです。

と、そんなすっかり涼しくなってきた9月20日。
今はどこの地域でも一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増加しています。
高齢者に限らず一世帯当たりの世帯数もここ20年ぐらいのCDの年間売上総数ぐらい、
右肩下がりです。
一世帯当たりの人数が減って、また若い人は共働き、そのまた若い人は学校や塾や部活、
結果として食事は一人ですることが多くなってしまう。そんな方も多いと思います。
でも、東京大学の発表したデータでは、独りで食事をすることが多い高齢者は、
二人以上で食事をする高齢者と比較すると、女性で1.4倍、男性で2.7倍もうつになる可能性が
上がるとの研究を発表している。
子どもには子ども食堂がある。しかし大人、特に高齢者にはそういう場がない。
ならば一般社団法人ちろるでそのような場を創りましょう。
そのような思いで福島県様より「平成30年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業補助金」
の補助を受けることが出来ましたので、その補助を活用して8月から大人食堂をオープンして
おりまして、今回はその2回目、9月の大人食堂です。
今回も8月に引き続き、二本松市にありますまゆみプラスさんの場所をお借りしまして、
二本松市に避難している方7人が集まって大人食堂オープンです。
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みんなで今日の献立を考えています。おおよそはこちらで考えていくのですが、
今回の参加者の皆さんは大ベテランの方々でいらっしゃいますから、
バラードの曲調をラテンのリズムにする一見難しそうな作業ですら難なくこなすんじゃ
ないかと思ってしまうぐらいに、臨機応変に対応してくれます。
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そして、その対応力だけではなく、トーク力もダウンタウンのガキ使でフリートークを
していた頃の松本人志さんもたじろぐのではないかしら、と思ってしまうぐらいです。
そのため笑いが絶えません。
「普段自宅にいても笑うことがないから、今日は来て良かったわ」という、
ありがたいお声も頂戴しました。
そして出来上がったのが、
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こちらのビーフシチューとサラダ。
この大振りに切られたジャガイモと人参と牛肉。
それを作った俺とお前と大五郎。
ふと横を見ると部屋とワイシャツと私。
この〇〇と〇〇と〇〇シリーズが好きなもんで、度々登場させてしまいまして、
大変申し訳ございません。
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というわけで、大人食堂参加者のみならず、まゆみプラスの先生にも混ざって
もらい、全員で「いただきます」をした後は全員で貪ったのです。
では表現が悪いので、上品に舌鼓を打ったのです。 

今日は比喩なしで雲一つない秋晴れでしたね。
もし秋晴れ写真コンテストがあったのなら、私はなんの留保もなしに
今日の空の写真を撮って応募します。
このブログを読んでくださっている方の中にも同意見の方がいらっしゃることでしょう。
そして秋晴れ写真コンテストの会場で、
「おや、あなたも9月19日の空を選ばれましたか」
「これは奇遇ですね。あの朝方東の空に少しだけ浮いていたうろこ雲もまた一興」
なんていう会話が繰り広げられるかもしれません。

というわけで、そんな天候にも恵まれたなか二本松の避難者の方の交流を
目的にパークゴルフ大会を実施しました。
普段は集会場等で茶話会や健康体操、レクリエーション等を実施することが多いのですが、
それだと参加者がある程度固定化してしまっているので、新しい方にも積極的に参加して
もらうためにいつもとは趣向を凝らしてパークゴルフをツールに交流会を実施しました。
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なんでも今日の参加者の多くの方の出身地であります浪江町では
パークゴルフが盛んに行われていたそうです。
不勉強な私は今回のイベントを企画する前まではゴルフという名がつく
スポーツは、グラウンドゴルフ、スナッグゴルフ、スピードゴルフ、ガーデンゴルフ、
マレットゴルフ、ゴルフ13ぐらいしか分かりません。
あの超がつく凄腕の狙撃手がホールを目指して狙撃を繰り返すゴルフ13、
ってそれはゴル〇13です。大人の事情により一部を伏せさせて頂きますが、
皆さんご存知ですよね。
それにしてもゴルフと名のつくスポーツがなんと多いことか。
どんなスポーツなのかは各自お調べください。
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当初は19人の参加者の予定でしたが、体調不良ややむにやまれぬ諸事情により欠席者が
4人出てしまったので、15人でホールを回りましたが、
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皆さん熱い勝負を繰り広げた後には、それぞれ自分のプレーに満足したのか、
お互いの親睦が深まったのか、素敵な笑顔ですね。
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そしてパークゴルフの会場まで、人によってはパークゴルフの会場から
のバスの車内でお口が寂しくならないように、または腹が減っては戦が出来なくならないように、
戦が終わって勝利の美酒に酔いしれるためのお菓子を配らせて頂きました。
このパークゴルフ大会には福島県様より頂戴している
「平成30年度福島県内避難者・帰還者心の復興事業補助金」を活用させて頂いております。
最後に参加者にアンケートをとらせてもらいましたが、私がこれ以上なんだかんだ駄文を綴るよりも
参加してくれた方の声を載せた方が伝わるかと思いますので、アンケートから原文のまま引用します。
Q1 パークゴルフ大会の内容は有意義なものでしたか。
A1 とても良い。その理由としては、楽しくプレー、ほんとうにこんなきかいがあればいいなと思います。
Q2 つながり作りや生きがいを持つために役に立ちましたか。
A2 とても良い。理由は仲間達とのつながりが良くなってほんとうによいと思います。
Q3 その他(何を書いていただいても結構です)
A3 もっともっと浪江の人達が集まれるような企画をしてもらいたい。
Q4 今後、ちろるんるん♪(※イベント名)に望むことがあれば、それはどのようなことですか。
A4 大きな味方が出来たみたいです。今後もよろしくお願い致します。

嬉しい内容じゃないですか。読んでいてなんだか読みにくいなと思ったら、目から出ていた涙が
原因でした。まだまだ一般社団法人ちろるはこのアンケートに書いてくださったような大きな味方には
謙遜ではなくなれない、矮小な存在ですが、それでも支援を必要とする人の側で寄り添った支援が
出来る団体でありたいと思います。

 

本日は以前ブログに書きましたが、安達にある学童保育のグリーンキャンバスの子供達が植えたトウモロコシの収穫をしてきました
トウモロコシを植えたのが少し時季外れだったのか、なかなか大きくならなくて心配していましたが、こんなに立派なトウモロコシがとれましたIMG_4508

早く子供達に見せたくて、収穫したその足でグリーンキャンバスに向かいました

私が到着すると、子供達は不思議そうにダンボールの中を覗き込み、採りたての匂いがするーと大喜びでした
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明日子供達のおやつになるそうです❗️

このトウモロコシは、子供達が泥んこになりながらうえてくれたおかげでもありますが、ここまでになるためには、石倉団地の野菜名人達の力があってこそです。子供達にその説明をすると、みんなありがとうの気持ちを込めてお手紙を書いてくれるそうです
楽しみですね。



なんだか急に肌寒くなってきましたね。
つい先日までは、やれ暑いだ、とろけそうだ、
むしろとろけてしまった、そうだ今日からは軟体動物として生きていこうだ、
と異常気象とも思われる暑さに対しての不平不満を口にしていたのですが、
今日(9月10日)は半袖では肌寒いぐらいの福島県でした。
そんな日に二本松市に避難している浪江の方が組織している
コスモス会で福島県共同募金会から助成金の交付を受けてバス旅行を実施してきました。
バス旅行のタイトルは「ツミツミツアー in いわき」です。
そしてホジホジとかムシャムシャとか擬音を2回繰り返す言葉は聞いたことがありますが、
ツミツミとは耳にしない言葉ですね。
これが将棋だったら投了の状態かもしれませんし、
一生懸命積み木を積み上げている時の効果音かもしれません。
でもこのツミツミはブドウ狩りとトマト摘みをイベントのメインとしている所からの
ツミツミです。
一般社団法人ちろるではコスモス会さんからオファーを受けて、二本松からいわきまでの
バスの車内を盛り上げてもらいたいというオファーを受けてレクリエーションの講師として
イベントに参加させて頂きました。
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福島県でブドウ狩りと言うと福島市のフルーツラインが有名かもしれませんが、
参加者の皆さんが浪江の方と言う事で、避難する前に生活していた地域に近い所ということで、
今回はいわき市に行き、いわきで唯一観光果樹園を実施している千本桜で有名な
夏井川渓谷の近くにある葡萄の里さんへお邪魔しました。
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どれもジューシーで葡萄を頬張ると、口いっぱいに甘さがこれでもかというくらいに
広がりました。中毒性があるんじゃないかというくらいに食べだしたら止まりません。
そして、葡萄でお腹を満たした後は
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これまたいわきの年間を通して美味しいトマトを自分で収穫してお持ち帰りが出来る
ワンダーファームさんへお邪魔しました。
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トマトの上手なもぎ方のレッスンを受けた後は、
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袋に様々な種類のトマトを自分の好きなように収穫することが出来ます。
赤や黄色、緑、そして紫っぽいトマト、
丸や楕円、ロケット型、灰皿型や葉巻型と途中からはトマトの形からUFOの形状
になってしまいましたが、色々なトマトがあるんですね。
そして心置きなくトマトを収穫した後は、
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いわき・ら・ら・ミュウによって昼食です。
普通に発音すると「いわきららみゅう」と言ってしまいますが、正式には
途中に・が入ったりミュウがカタカナだったりするんですね。
「つのだひろ」さんも正式には「つのだ☆ひろ」と表記するように、
間に☆が入っていても発音しない。
フランス語では単語の先頭にhが来た時には発音しない、無音のアッシュと言われるものが
あるように、つのだとひろの間に☆が来ても発音しない、つのだのスターと言われるものも
あるかもしれません。
というわけで、いわき・ら・ら・ミュウでバスのトランクだけでは積みきれず、
助手席までお土産の山になるくらいに海産物を買っていらっしゃいました。
葡萄を摘み、トマトを摘み、山盛りの荷物を積みと事業名通りの
ツミツミツアーとなりました。

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