2019年03月

今日は季節外れの、と言ってもまだ3月だから「季節外れ」という言い方は相応しくないかもしれません。しかし今年は大寒と言われる2月ですら、もし自分がフキノトウだったら勘違いして土中から顔を出してしまいそうな日がありましたから、寒さがより身に沁みます。東北の方言で「しばれる」というのが、言葉の意味は正確には分からなくても、実感として「しばれるね」と言われたら「はい、しばれますね」と返答したくなってしまいます。そういえば、俵万智さんの短歌に「寒いねと 話しかければ 寒いねと 答える人の いる温かさ」という、物理的な寒さと心情的な温かさを素敵な表現で表している素敵な短歌がありますが、「しばれると 話しかければ しばれると 答える人より んだと答える人多し」と途中までは良い感じなパクリの短歌になれるかな、と思ったのに着地点を失敗してしまいました。
またいつものように余談が長くなりましたが、一般社団法人ちろるが設立して本日平成31年3月31日で一年が経過しました。本格的に動き出したのは平成30年6月1日からですが、法務局に法人登記をしたのがちょうど一年前です。
最初の一年間は収入の当てはないけれども、一般社団法人ちろるに対してオファーを頂いたものは全てお断りしないで受けていこう。それが実績になって翌年度以降には助成金や補助金を申請する際に活きてくるから、という想いがありました。そして何より前職では自分の思うような、困っている人や問題を抱えている人に対して、法人の縛りがあり、一般的に言われる「寄り添った関わり」がただのお題目でしかなく、事業計画等には出てきたとしても全然寄り添った関わりになっていないじゃないか、という考えから自分で法人を立ち上げたわけですから。
しかし幸いにも福島県様から「平成30年度福島県内避難者・帰還者心の復興事業補助金」を受ける事が出来て、当初予定していたよりも多くの事業を東日本大震災及び福島第一原発事故により、生活場所を二本松市に移し、二本松市で生活している方に対して実施出来たと思います。結果として、事業にご参加いただいた方々にはこれまでよりも少しでも笑顔になって頂いたと自負しております。
その笑顔がより一層広がって行けるように、そして二本松市で孤立したりすることなく、同じ復興公営住宅で生活する方同士、また4つある復興公営住宅間の方同士、また地元住民の方や二本松市にある学校の学生等、様々な交流のスタイルを模索しながらでも進める事によって、二本松市という新しい生活の場所で孤立することなく、生きがいや楽しみをもちながら生活できるように、今後もそのお手伝いをしていくつもりです。
つきましては今年度ご支援、ご協力を頂いた個人や団体の皆様には引き続き、来年度以降お世話になる皆様にはこれから、よろしくお願い致します。 

皆さんは運転中、信号待ちしている時に何をしていますか?
もちろんスマホを見るなんていう不届きな方はいないと思いますが、
対向車を見たり、風に流される雲を見たり、横断歩道を渡る人を見たりしているんですかね。
私も横断歩道を渡っている人がいる時には勝手にその人のエピソードを考えて、
主婦っぽい方はこれから買い物に行って何を買うんだろうとか、
学生風の方は学校に間に合うと良いねとか、
若い男女が手をつないで歩いている時には青春を感じたりしていますが、
そんな時に決まって頭の中に流れる曲がMr.childrenの「横断歩道を渡る人達」という
曲です。興味がある方は是非聞いてみてください。Youtubeとかにもアップされている
はずです。その中の一節に
「イライラした母親はもの分かりの悪い息子の手を引っ張って
もう何個ももってるでしょ!?と おもちゃ屋の前で声を上げている
欲しがっているのはおもちゃじゃなく愛情で
拒んでるのも我慢を教えるための愛情で
人目も気にせず泣いて怒って その親子は愛し合っているんだ」
という部分があり、その情景を想像すると信号待ちをしているだけなのに、
瞼がウルウルしてきて、周りから見ると変質者に見える事間違いなしです。
そんな事を考えていたら目元が涙で滲んできたので、もし誤字脱字があったとしても
大きな目で見守ってください。
そんな3月26日、3月の男の料理教室がありました。今回は年度末ということもありまして、
安達高校のボランティア6名も一緒に参加しました。
それでは調理の様子を見ていきましょう。
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男の料理教室は男性の食の自立を目的に、これまで台所に立った事がありません、
食事は家族に作ってもらう、もしくは外食オンリーという方に自分でもちゃんとした食事を
作れるように毎月1回開催しており、その都度家で作れる料理を講師の方に教えてもらって
いるのですが、今回は高校生ボランティアに対して男性参加者が野菜の洗い方や皮の剝き方を
教えています。人生の大先輩の方々に使うのには失礼な言葉かもしれませんが、
まるでヒナの巣立ちを見守る親鳥の心境に老婆心ながらなってしまいました。
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キャベツの千切りだって、
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こんなに細く切れるようになりました。
背格好だってすっかり速水もこみちさんのように、スラッとした出で立ちにはなっていませんけどね。
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今日は高校生のボランティアの皆さんが参加してくれているので、いつもは男の料理教室ですから
講師の先生を除けば男性ばかりなのは当たり前なのですが、今日は高校生の女子の参加もあります。
家でも料理をしているのか流石の腕前。
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流水が流れるが如くの女子ボランティアと比べると、男子ボランティアの包丁さばきには
危ういものがありますが、それでもいつもは教えられる側の男の料理教室の参加者が
教える側にまわって、しっかりと包丁の使い方を教えています。
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全体の様子はこんな感じです。
本当は広い場所なのですが、これだけ人数が集まると所狭しという感じを受けます。
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そして今まさに焼いているのは豚肉のしょうが炒め。これでもかというぐらいに炒めております。
豚肉の気持ちを考えるとこれでもかというぐらいに痛められております。
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完成した料理がこちら。皿の上に所狭しと生姜炒めや野菜、米がのっております。
部屋に例えれば足の踏み場のない部屋、こんな土俵だったら白鵬でも押し出されてしまいそうです。
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というわけで全員で記念写真。早く食べさせろという気持ちが伝わってきそうです。
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自分達が作った料理ですから美味しさも間違いないはずです。
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老いも若きも同じテーブルで同じものを食べる。これが共通言語になって交流が生まれています。 

もうすぐ新元号が発表になりますね。
一体どんな元号になるのか想像もつきませんが明治、大正、昭和、平成と来て、
いちいち漢字で書くのも大変と言う場合にアルファベッドで表記する際に、M、T、S、Hと来て、
この4つのアルファベッドと重複する事はないでしょうから、それ以外となると
アルファベッドで候補が24もあることになり、24と言えばジャックバウアーが主人公のアメリカの
ドラマか、壺井栄先生の小説の『24の瞳』ぐらいしか出て来ません。
しかし平成は地震や水害等の自然災害が多かったので、穏やかに、そして安らかに過ぎていって
もらいたいものですから安穏とかはいかがでしょうか。でも穏やかという字は画数が多く書きにくいので、
穏やかは却下して、平穏に安らかに過ごすということで、平安ではいかが、
ってそれはもうありますね。でも服装でもリバイバルブームというのもありますから、
平安リターンとか、平安ワンスアゲインとか、平安カムバックとか和洋折衷の元号も
ありっちゃあり、なわけはないですね。
と言った元号予想ももう少しで何になるかが発表になるわけですから今しか出来ません。
今しか出来ない事に情熱を燃やす、そんなちろるの春のボランティア活動が本日(3月25日)も
ありました。本日は安達高校の学生4名が子育て中のお母さん方が子どもを連れて遊びに来れる
場、子育て支援センターぷらすさんでボランティア活動を行いました。
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今日は暖かかったので、外で三輪車を漕ぐのに絶好の天気でしたね。
楽しい事をしていると人は自然と笑顔になりますね。
そして中では高校生男子ボランティア2名と子ども達が遊んでいるのですが、
そしてそちらも良い笑顔で写っているのですが、そちらは子ども達の肖像権の問題で
掲載するわけにはいかないのが残念でなりません。
山﨑賢人さんや真剣佑さんにどこか似ている高校生2人が5、6人の子ども達に
囲まれて恥ずかしそうにピースしているところを思い浮かべてくれれば、
当たらずとも遠からずです。 

昨日から寒いですね。一度半袖でも良いんじゃないかという気候の後にこの寒さは応えますね。
気温が低いというのももちろんありますが、これまで人間として目標というのもおこがましいですが、
心のスーパーヒーロー、イチロー選手が野球を引退したことによって、もう彼のプレーを
見る事が出来ないんだという心の支えを失ったことによる寂しさもあって、
余計に寒さを感じているのかもしれません。
イチロー選手と言えば日本だけじゃなくて、アメリカの野球のレジェンドであることは誰もが賛同してくれる
と思いますが、四方山の物事に関する考え方というのも哲学者のようで、
何かの企画でイチロー選手に質問をするというのがあって、その中で
「努力は報われますか」という質問に対して、
「報われるとは限らないですね。もっといえば、努力と感じている状態はまずいでしょうね。
その先に行けば、きっと人には努力に見える。でも、本人にとってはそうじゃない…という
状態が作れれば、それは勝手に報われることがある…ということだと思います」
という答えが印象に残っています。努力をすれば結果に結び付くと単純に考えるのではなく、
努力をしているということは本来はやりたくないことを無理やりにやっている状態で、
努力をしている状態が標準になることによって、そのぐらいにその物事にのめりこむことによってこそ、
いつの間にか報われている状態に達しているということでしょうか。
引退会見の受け答えも見事でしたね。
というわけで、色々と思う事もあった3月22日ですが、この日もちろる春のボランティア活動で
安達高校のボランティア2名が育児中のお母さんが子どもを連れて来れる場所、
子育て支援センターぷらすでボランティア活動を行いました。
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こんな感じで沢山の子どもに囲まれて一緒に遊んだり、
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マンツーマンでお絵かき?折り紙?をして、子ども達とふれ合いました。

今日はすっかり春でしたね。少なくとも福島県ではこれまで着ていたアウターを着ないで
外に出たとしても、寒さを感じたりするような事はありませんでした。
夕方のお天気番組で本日の福島市では最高気温20℃を超えたとのアナウンスがありましたが、
今の時期の気候は三寒四温を繰り返しながら、少しずつ暖かくなっていくものだと思っていましたが、
なんか今年はやけに暖かくなったと思ったら、思い出したように寒さがやってくるような変な気候でしたね。
そんな福島で今年最初の20℃越えの本日、長崎地方気象台から桜開花の春のお知らせが
届きました。皆さんのお住いの地域の桜も蕾を膨らませながら、花開くのをじっと待っているのでしょうね。
それではラジオネーム「長崎は今日も春だった」さんからのリクエスト、コブクロで「蕾」聴いてください。
って、ラジオでもなければ、リクエストの募集もしていませんでした。
と、そんな春のお便りが届いた3月20日、二本松市の行政の子育て支援センター「二本松市子育て支援センター」で市内の高校、安達高校の学生2名が春休みを利用したボランティア活動を行いました。
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本日二本松市子育て支援センターに来て下さったお子様とお母様達と記念撮影です。
どんな事をして遊んだのかと言いますと、
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遊具を活用した遊びや
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遊具を活用した遊びです。
って、これじゃ遊具を活用した遊びばかりじゃ(千鳥ノブ風)。
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この遊びもクセが強い。馬の真似をしているのか、カメラ目線の土下座か、どっちなのでしょう。

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