2020年08月

8月24日、安倍首相の首相在任期間が歴代1位になりました。
2799日間も首相を務められるというのは、一体どのような心境なのでしょう。
一国のトップとして様々な判断を下さなくてはならないわけですし、首相になってからは様々な自然災害や経済対策、東京オリンピック、新型コロナウイルス対策とどれか一つだけでもお腹一杯になるような出来事が立て続けに起こるわけですから、そりゃ健康診断や追加検診ぐらいそっと行かせてやれよ、と思ってしまいます。いちいち「私の健康診断の結果、血圧は上が130、下が70、心拍数は65でしたが、私の健康診断の結果をアメリカのトランプ大統領に相談したところ、二人の内容は完全に一致しました」なんて野党の要求に応えて説明をしなくてはいけないとしたら、もっとまともな質問をしろよと首相であることに嫌気がさしてしまいそうです。
さて、そんな歴史的な1日の少し前、8月22日土曜日に新型コロナウイルスの影響で、経済的にも精神的にもダメージを受けている人は多数いらっしゃると思います。そんな方々に今年の24時間テレビがそうであったように新しい生活様式に沿って、皆さんに元気になってもらおうとBBQを二本松市で実施しました。
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イスも離れているのでみんなでワイワイという感じではないかもしれませんが、IMG_0999
感染防止のためにお互いに一定の距離を取りつつ、バーベキューの火起こしに協力してくれています。
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本当であれば自分で食べる肉や野菜は、自分で焼くのがバーベキューの醍醐味かもしれませんが、感染防止の為にちろるスタッフが来場者のリクエストを聞いて焼いてお渡しするというスタイルで美味しく焼かれた食材を提供させていただきました。
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密集するのを防ぐために、緩やかに長時間のバーベキューを実施していたら、突然の夕立。
ここで一曲、聴いてい下さい。FIELD OF VIEWで「突然」。
こういうことを書くと年齢が大体いくらぐらいだな、と分かられてしまいそうですが、1990年代のバンドはDEENとかWANDSとかそれぞれのバンド名がアルファベッドだとしても違いが分かったのが、今と来たらヨルシカとかヨアソビとか名前も曲調も似てて違いが分かりません。
これが老いなのでしょうか。
と、自分の老いのことはほどほどにして集会所の軒下や集会所内に慌てて移動しました。
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それでも一定の距離を開けるのは忘れません。
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今年はサンマが獲れない、獲れても小ぶりという声を聞きますが、サンマも網の上においてジックリと炭火であぶりました。バーベキューでサンマを焼く秘訣は最初1面をじっくり焼くこと。その間はもちろんひっくり返したりはしてはいけないとのこと。そしてサンマを裏返しにする際には箸やトングで、赤ちゃんの寝返りをそっと後押しするぐらいに柔らかく皮が剥がれないようにすることが重要との事です。
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そして子どもたちにとっては待ちに待った花火の時間です。
今年はどこの花火大会も中止になっていることが多いですから、例え手持ち花火であっても嬉しいですし、楽しいですし、日本人なら大好きですよね。
ここで一曲、ドリカムで「うれしい!たのしい!大好き!」
というわけで、バーベキューで美味しいお肉や魚を食べて、花火をして、多くの方の明日への活力になってくれたことでしょう。
今回の活動は中央共同募金会様の赤い羽根 新型コロナウイルス感染下の福祉活動応援全国キャンペーン「フードバンク活動等応援助成」及びふくしまNPOネットワークセンター様の「新型コロナ緊急支援助成」を活用させて頂きました。
今回助成金を活用して事業を実施することが出来たおかげで、明日からもなお一層頑張ろうと感じてくれた方や、地域の中で自分は一人ではない、助けを求めた手を出せばその手を握り締めてくれる人がいることを実感できる場になったのではないかと思います。
助成金の栄を賜れたこと、それを笑顔に変えることが出来たこと、多くの皆様に感謝しかありません。
本当にありがとうございました。


今日も暑かったですね。
書き出しが「今日も暑かった」以外の引き出しがなくて、申し訳ありません。
でももしかしたら名著、名文の書き出しが「今日も暑かったですね」に変更すると面白いかもしれません。
例えば、夏目漱石の『吾輩は猫である』の書き出しを「今日も暑かったですね。ところで吾輩は猫で、名前はまだない」とか、芥川龍之介の『羅生門』の書き出しが「今日も暑かったですね。一人の下人が羅生門の下で雨やみを待っていた」とか、その後の続きが気になる、というわけもなく、令和まで残る名著にはなっていなかったかもしれません。
と、そんなことはさておきまして、本日8月21日、認定こども園まゆみぷらすさんの場所をお借りして、8月の男の料理教室を実施しました。
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今日の献立はこの写真を見て頂くと分かるようにラーメンです。福島県は喜多方には喜多方ラーメン、白河には白河ラーメンがあり、それ以外にも福島市や郡山市、二本松市には新進気鋭のラーメン屋が軒を連ねるラーメン激戦県です。
そこに新しい旋風を吹き降ろすラーメンをこれから作るのか、と思いきやそういったわけではありません。
でもラーメン屋さんの店長のイメージって、黒シャツ、前で腕組みな感じがしませんか?
きっと鶏がらから良い出汁をとってくれそうな感じがしますが、たまたまそんな恰好をしてきただけで、ラーメンは関係ありません。
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メンズが黙々と(実際にはそんなことはなく、楽しく会話しながら、それでも新型コロナウイルスに配慮しながら以前よりは口数を減らしながら)玉ねぎをみじん切りにしています。
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それをグツグツと煮えたぎるトマトソースの中に投入。いや、順番が逆ですね。玉ねぎを飴色に焼いてから、ひき肉をこれでもかというぐらいに入れて、最後に抑えの切り札、浜の大魔神のポジションでトマトソースという方が正しい順番です。
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本日の参加者の中にはトマトソースがあまり得意ではない方もいらっしゃったので、急きょ和風な準備も。
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そしてトマトソースひき肉たっぷりを麺の上に載せれば、
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なんということでしょう、匠の手によって、こんなに美味しそうなスパゲティに早変わりです。
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もう一品もニンニクがほどよく効いた和風スパゲティの完成です。
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そこに赤、緑、黄色のインスタ映え間違いなしのサラダが添えられます。このサラダを食べただけでおなか一杯になってしまいそうなぐらいの量です。もしかしたらパスタとサラダの分量を間違えているのではないか、という疑念も浮かんでしまいそうになりますが、そこは男の料理。
分量なんて気にしねぇ。おなか一杯になっても、マーライオンみたいにならないように気を付けて、限界を超えて食べるわけです。
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というわけで、全員でいただきますをして、いただきました。
そしてマーライオン。

今日も暑いですね。もう「暑い」という言葉を入力したくもないぐらいです。
天気予報で福島市が38度と言っていましたから、ここ二本松市もそこまでではなくても近しいものがあるかもしれません。きっと今怪獣が現れてウルトラマンが助けに来てくれたとしても、カラータイマーが鳴りだす前に怪獣をほったらかしにして帰ってしまいそうですよね。でもこれだけ暑いなかわざわざ来てくれたんだから、たとえウルトラマンが去って、怪獣が暴れている姿を見ても、ウルトラマンに対しては文句などあるわけもなく、感謝しかありませんね。
でも世界の最高気温をググってみると、つい先日8月16日にアメリカのデス・ヴァリー国立公園で54.4度になったとの事です。そこのあったデス・ヴァリーの写真はポツンと一軒家も見当たらなさそうなところで、国立公園ですから人が住んでいるのかどうかは定かではありませんが、54.4度もあったら人間はどうなっちゃうんでしょうね。サウナでは一時的にのみ高温だからまだいれるわけですが、これが外に出たら54.4度なわけですから、外に逃げ場はありません。ダチョウ倶楽部に押すなよと言われても、どこに押したら良いやら途方に暮れる姿が目に浮かぶようです。
そう考えるとエアコンの効いた室内で、あいみょんを聴きながらこのブログを書いていられるということは幸せかもしれませんね。僕の心臓のBPMは190になることもなく、JOJOの吉良さんみたいに平穏でいられるのは素晴らしいことです。

閑話休題。

話を本題に戻しますと、本日(8月20日)に8月のちろるんるん♪を実施しました。
今日は本宮市にお住いの陶芸家氏家先生に講師をお願いしまして、陶芸教室です。
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先生が挨拶がてら、こんな感じに作るんですよ、と作り方を説明してくださっています。
スペックの高いパソコンでするネットサーフィンぐらいにサクサク作っていらっしゃるんで、自分も出来るのかと思いきや、先生だからこそでした。
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あっという間にこんなカップが完成です。クラシックを聴きながらこのカップで飲むエスプレッソは間違いなく極上なはずです。
というわけで、先生から作り方の説明を受けたらさっそくチャレンジ。
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いきなり粘土に向かうのではなく、キチンと自分がこれから何を作るのかを紙面に落とし込んでからの作成となります。
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最初は皆さん座っていたはずなのに、どこを向いても
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皆さん立ち上がっています。
ここは立ち陶芸の教室なのか、オールスタンディングのライブ会場なのか、と不思議になってしまうくらいです。
皿やコップ、お椀など思い思いの作品作りをしていると1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。
その間は阿部首相の体調のことも新型コロナウイルスのことも考えることなく、一心不乱に作品との対話の時間です。ヒビは取れましたか、デコボコになってはいませんか、少し乾燥してきてしまいました、など2人だけの世界、いや2人ではなく1人と1作品ですかね。
いずれにせよあっという間に1時間半が経過していました。
作品は通常だったら2ヶ月ぐらいで着色もしてくださって、火入れをして完成となるのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で遅くなるとの事、そういうところにまで影響を及ぼすとはなんたることと立腹したくもなりますが、作品が届くまでのワクワクして過ごすことが出来る時間が長くなると肯定的に考えましょう。
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最後に先生から講評を頂いての締めとなりました。
密にならないようにエアコンはつけていても、窓を開けてマスクをして集中して時間を過ごすと、最後に配ったお茶が美味だったのが印象的でした。
まぁ本来なら陶芸の感想で締めくくるべきですよね。

暑い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか?
夜はちゃんと眠れていますか?
ご飯は美味しく食べれますか?
この原因は
①地球温暖化のせい
②太平洋高気圧とチベット高気圧の妙なやる気のせい
③ドルチェ&ガッパーナの香水のせい
このどれかにあるような気がしないでもないですが、全く違うような気もします。
いずれにせよこのブログをご覧の皆様も、そうでない皆様もしっかりと食事と睡眠をとって、免疫力を上げて日々を過ごしてくださいね。
というわけで、今日は一般社団法人ちろるで始まった新プロジェクト「畑での野菜作り」。
これまでも畑でサツマイモを作ってきた様子はお知らせしてきましたが、それとは別に畑で野菜作りを始めました。
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しかも、こんなお子様たちと一緒に。指導してくれているのは二本松市で実際に畑でいろいろな野菜を栽培している先生方です。
まずはこれから野菜作りをするわけですから、その主役の野菜を作らなくてはいけません。でも先生方が仰るには畑に直に蒔くべき野菜とポットにいったん種を植えて、畑に植えなおす野菜があるそうです。
私のようなリアルガチの初心者はなんでも畑にポイポイ種を蒔いてしまいそうですが、決してそうではないんですね。
というわけで、ポットに子どもたちに土を入れてもらいました。
その次には、
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先ほどの土を入れたポットに種を入れていきます。
この種が吹けば飛ぶようなという表現がぴったりな大きさです。
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子どもたちが一生懸命にやってくれたので、これだけの数が出来上がりました。
ここから芽が出て膨らんで、花が咲いたらジャンケンポン、とジャンケンをするわけではないですが、芽が出てある程度伸びてきたら畑に移植するそうです。
ポットに種を植えるところまでひと段落してみたところで、畑に移動してみました。
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すると、一般的によく見かける鳩に並んで、これぞ平和の象徴と呼んでも差し支えないのではないかという白い鳩が!
品があるお顔をしていらっしゃいますよね。きっと豆鉄砲を食らっても驚いたりしないのではないか、というぐらいに悠然と佇んでいらっしゃいました。
日本で一番有名な鳥と言えば八咫烏ですかね。サッカー日本代表のユニフォームにもなっていますし。でもこの白い鳩も決して負けていない。神武天皇ではなくても、私たちを畑に導いてくれました。
と、いつまでも白い鳩の話をしていてもしかたないので、IMG_0790
畑に肥料をまきました。野菜作りは土づくり、と言うかどうかは分かりませんが、美味しい野菜を作るためにはしっかりとした土壌がないと育ってくれなそうですもんね。
というわけで、次回の畑はお盆明けになります。それまでに今日ポットに植えた種が芽を出していてくれることを願わずにはいられません。


ようやく梅雨が明けましたね。
今年の梅雨は仙台を越えて岩手に向かう道中みたいな長さでしたね。
そして梅雨が明けたら明けたで、暑い。こんなに一気に暑くならなくてもいいんじゃないか、せめて0.5℃ぐらいずつ上昇してくれて、これから夏本気出すので慣らしていってくださいね、ぐらいの親切さが必要に思われます。
さて、そんな8月3日月曜日に認定こども園まゆみぷらすさんの場所をお借りして、8月の大人食堂を実施しました。
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本日作るメニューを発表しています。屋内はエアコンが効いているのでマスク着用でも過ごせますけれども、これが屋外のしかも炎天下だったりしたら、マスクをしていたら命取りになってしまいそうです。
今日の作るのは
・ハンバーグ
・ポテトサラダ
メインはこの2種類です。
それでは作業風景を見ていきましょう。
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こちらは左からジョン、ポール、ジョージ、リンゴです。
あの名曲「onion in the hand」の曲について語っています。「幸せに近づく唯一の方法は玉ねぎの薄皮を一枚ずつ剥くみたいにして進むしかないのさ」とい歌詞は人生の真理ですね
って、ジョンでもポールでもなければ、曲も歌詞もないです。
村上春樹さんの新刊『一人称単数』の中に「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」という作品に架空の作品についての感想をさもありなんな感じで書いたことが載っていたので、便乗してみました。
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こちらは阿佐ヶ谷姉妹のお二人です。
って、いうことはないのですが、お揃いのエプロンを着ていて息もピッタリにジャガイモの皮むきとモロヘイヤの茎取りをしていました。
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こちらでは玉ねぎをみじん切りしています。
ジャズのスタンダードナンバーに煙が目に染みるという曲がありますが、こちらでは玉ねぎが目に染みています。
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そしてハンバーグを作るためにひき肉を捏ねているのですが、人数が今日の参加者13人分なので業者ですか!ってツッコミを入れたくなるぐらいの量です。
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ですからそれをみんなでコネコネしてハンバーグの形作りをしています。
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そして焼きます。ハンバーグ一つ一つが大きくて「草履みたい」という声も出てくるぐらいでした。
確かにフライパンに草履みたいなハンバーグが所狭しと並ぶ様は圧巻です。
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一方こちらはハンバーグつくりに夢中で、すっかり撮影を忘れていたポテトサラダです。
野球で言えばすでに8回裏、ここで抑えの切り札ジャガイモを投入して勝利を確信するだけ、みたいな状態になっています。
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というわけで、今日の大人食堂も美味しくできました。
でも今日は更にもう一品。サプライズのスイーツの登場です。
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上から見下ろすとあんこと生クリーム、そしてあんこの上にさりげなく鎮座するミントです。
では横から見ると
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こんな感じで2色になっています。
見栄えも面白いですよね。写真では白く写っていますが、実際の色は少し緑がかっています。そこは抹茶ゾーンで、下の灰色みたいな部分が小豆ゾーンになっています。抹茶のほんのりした苦味と小豆のやわらかな甘み、そこに表面のあんこと生クリームの追い甘味が追随してきます。
これにはさっきまでおなかいっぱい、苦しいと言っていた参加者の皆さんもペロリと完食していました。
というわけで、とっても美味しい食事をみんなで作って、楽しく交流できる場である大人食堂は毎月1回開催しておりますので、ご興味のある方は、一般社団法人ちろるまでお問い合わせください。





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