2021年12月

あと数日で2021年が終わりますね。
今年も新型コロナウイルスの影響でバタバタと慌ただしく過ぎてしまった印象ですが、皆様はいかがでしょうか。
良いことがあった方も、なかった方も同じように新しい年がやってきます。
良いことがあった方は2022年も、なかった方は2022年こそは素晴らしい1年になることを願っております。
私ども一般社団法人ちろるの1年を振り返ってみると東日本大震災による避難者の方々と一緒に事業を通して笑顔になったり、子ども達と野菜を育てたり、高校で福祉に関する事業を行ったり、大学生と一緒に料理をしたり、新しくラジオを始めたりと、新しいことに挑戦しつつも、これまでのつながりを強化、発展させてきた一年となりました。
私どもの法人は小さな法人だからこそ、必要だと感じたことはすぐに事業化して迅速に動けます。
2022年がどんな年になるかは現時点では誰にも分かりませんが、来年も多くの方を笑顔に出来るように事業を実施して良く所存でありますので、今後ともよろしくお願い致します。

このブログをご覧になってくださっている皆様(もちろんそれ以外の皆様もですけど)が思わずスキップをしてしまうような心踊る新年を迎えられますように。
そしてこっそり買った宝くじが前後賞付きで当たりますように。
いや、欲張りすぎは良くないので、前後賞付きじゃなくてもいいです。

12月13日、福島県の天気予報を見てみると会津地方は麻雀で言えば緑一色のように雪マークが並んでいます。そしてその雪が中通りまで飛んでくるからなのか、県南地方にも雪マークが登場しました。
こころなしかこの雪マーク、まだ今のうちは「すいませんね。新人なもんで、これからお世話になりやすよ」と初々しさも感じさせるように見受けられるのですが、これが1月下旬位になると「今日も来てやったけんね。がっつりと雪を降らしちゃるから、覚悟するでごわす」みたいなふてぶてしさを醸し出しているような印象を受けるのは気のせいでしょうか。
そうです、きっと気のせいです。
というわけで、気のせいから始まった今回のブログですが、これから書くことは気のせいではありません。
先程も書いたように12月13日ちろる学校図工の時間を開催しました。
図工の時間では物づくりを通して、避難者同士のつながりを創って深めようというもので、今月はリースづくりです。それでは早速作っている様子を見ていきましょう。
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まずは自分のリースにどのような飾りつけをするのかを考えて、装飾する材料をチョイスしていきます。やはりバエるような大きな花や新宿ネオン街のようなきらびやかな素材は人気の様で、人気店の初売りみたいになっています。
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今日も福島大学の災害ボランティアセンターから学生さんが3人参加してくれています。元々学生食堂に来てくれた学生さんが、ちろるでやっている他の事業にも参加したいと来てくれるのはありがたいことです。
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最初は同じ円だったものに、それぞれの個性が加わってオリジナルの作品になっていくのは面白いですよね。松ぼっくりを何個付けるか、どこに付けるか、それだけでも見た目には結構な違いになるわけですから、そこにピンクの花やら赤い南国の鳥みたいな花やらをどうするか、木の実みたいなやつをいかに付けてみるか、なんていうと参加者の方が迷いながらも楽しんでいたのが分かります。
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というわけで、最後には参加者全員の作品を並べて展示会です。
自分の作品を中心に写真を撮りながらも、他の人はこんな風に作ったのねというのを写真に収めながらも、心の中では「私の作ったやつが1番可愛いわ」と思っているに違いありません。
ということはなく「あら、こっちの作品も素敵ね」「こんな風なつけ方もあるのね。来年は私もやってみよう」という建設的な考えをしていたに違いありません。

12月になったと思ったら、もう中旬に突入してしまいました。
12月になったからということではなく、年齢のせいなのか、1年が過ぎるのが大谷翔平選手が投げるストレートぐらいに速く過ぎていきます。
「人の一生は急降下するはやぶさの如し」というとなんとなくことわざや格言みたいになりますが、もちろんそんな言葉はありません。
さて、1日1日が過ぎるのが早いと言っておきながら、その速さを表現するための比喩で良いのはないかしら、なんて頭を悩ませているとそれこそ1日が過ぎてしまいます。大体にして私の場合比喩はあれこれと考えてひねり出した比喩は、イマイチどころかイマサンぐらいのものが多く、胃もたれしている時に食べる蕎麦ぐらいにサラッと出てきた比喩の方がまだいくらかマシだったりします。
というわけで本題に入りますと、12月11日に二本松市にあります県営若宮団地の集会所で学生食堂を実施しました。
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見てください。卓球台の上に並んだこの和牛。やはり卓球台の緑がかった色には肉の赤が合いますね。もうすぐクリスマスと言うことで、あえて調理場ではなく卓球台の上に肉を並べてみました。ということはなく、せっかく高級なお肉を買ってきたので、並べてみたかっただけです。
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それでは早速調理に取り掛かります。団地の皆さんも来る前にまずは学生さんだけで調理中です。学生食堂には毎回福島大学の災害ボランティアセンターの学生さんが来てくれております。
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先程のお肉を誇張でもなく山盛りの玉ねぎと一緒に炒めていきます。
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元々柔らかかったお肉が玉ねぎの力も借りて体操選手の柔軟性ぐらいの柔らかさになっております。
というわけで、本日の学生食堂のメニューは牛丼です。
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12時前になると牛丼を取りに団地の方がいらっしゃいました。
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調理に参加するのは難しくても、お弁当を受け取りに来た際に学生さんと色々なお話をしている様子が見られます。本当だったら学生さんと団地の皆さんが一緒に作って、一緒に食べてが良いんですけど、コロナの感染リスクを低下させるためにお弁当形式でやっております。
早くまた一緒に食べれるようになる世の中になってもらいたいものです。
というわけで、学生食堂は毎月1回やっております。いつやる、どこでやるはホームページのトップページでお伝えさせて頂きますので、学生と一緒に食事を作りたい、もしくは食べるだけでも参加したいという方は是非お越しください。

冬場はコタツとお友達になりがちです。
寒さのためにこれまでしていた散歩などの屋外での運動も減りがちです。
田んぼや畑での作業もひと段落しがちです。
でも夏真っ盛りの時みたいに夏バテで食欲が減るなんて言うこともなく、生物の本能として寒さに耐えるために食欲は成長ピークの高校生ぐらいにあります。
結果として体重が増えます。
体重が増えるとより動くのが億劫になり、動かないのに食べる。更に体重は増加の一途を辿ることになる悪循環の負のスパイラルに突入することになります。
そうなる前にしっかりとした運動習慣を身につけ、いつまでも自分の足で歩き、身体のどこも痛い所がない、ということが大事になります。
というわけで一般社団法人ちろるでは二本松市や浪江町で運動教室を開催しています。
下の写真は12月9日の道の駅なみえでの運動教室の様子です。
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ほぼ1時間にわたる準備体操を終え、これから筋力向上の運動に入る前の水分補給の合間に写真を撮らせて頂きました。
体重や体脂肪、内臓脂肪を減らしたい方、筋肉を増やしたい方、一緒に身体を動かしませんか?
運動教室のいつ、どこでやっているかなどに日程は一般社団法人ちろるのホームページのトップページに書いてあります。
自分の健康は他の誰かがつくってくれるわけではありません。また何もしないでいつまでも健康でいれるわけでもありません。
いつまでも元気でいるために運動教室にご参加ください。
またうちの所でも運動教室をやってもらいたい、なんていうお声がありましたらどしどしご連絡ください。スクワットをしながら話を伺いに行きたいと思います。スクワットの部分は冗談です。

前回のブログでこれで11月のブログの更新を終わります、みたいなことを書いてから早10日近くが経過してしまいました。
流石12月と言いますか、光陰矢のごとしと言いますか、とりあえず1日1日の過ぎるスピードの速さに驚いています。速さものって何かな、と考えてパッと思い浮かんだのが洗濯の脱水でした。あの回転速度にはメリーゴーラウンドもエグザイルのchoo choo trainもかないません。
というわけで、12月になったらあっという間で今年も終わりですから、お互いにやり残しのないようにしましょうね。
さて、そんな12月9日に男の料理教室を開催しました。
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見てください。この切り身に深く刻まれた十字傷を!緋村抜刀斎の頬を思い出しますね。
というのは冗談でこの鰈の切り身を!それもナメタ鰈です。ナメタは滑多(ヌメタ)がなまってナメタと呼ばれるようになったそうで、実際に表面部分を触ってみると確かにヌメヌメしています。そしてこれからの季節が旬と言うことで、油がのっています。
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このナメタ鰈を参加者全員で料理していきます。
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今日は福島大学の学生さんも参加してくれており、男の料理教室の参加者が学生さんに手取り足取り(実際には足は取っていませんが)野菜の切り方から魚のさばき方までレクチャーしています。やはり福島県浜通りで生まれ育った皆さんですから、魚のさばき方は惚れ惚れする腕前です。
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その鰈を煮つけます。しっかりと味が染みたら完成です。
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どうですか、この出来栄え。まるで料亭じゃ!
鰈の臭みも全くなく、いくらでも食べれる完成度に仕上がりました。
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というわけで、温かいうちにいただきます。
男の料理教室は毎月1回開催しております。一般社団法人ちろるのトップページでいつやるか、どこでやるかをお知らせしておりますので、興味がある方は是非ご参加ください。
一緒に美味しい食事を作りながら、楽しく交流しましょう。
ただし誰でも参加できるわけではなく、名前の通り男性のみ参加可です。



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