7月1日に福島県大玉村にある大山小学校の5年生を対象にした宿泊体験プロジェクトが実施されました。
内容は1泊2日の体験学習という事で、食育の大事さや現在の小学校5年生が生まれた年に発生した東日本大震災関連について、震災の記憶を風化させない、というか小学校5年生の子ども達はまだ生まれていないので風化という表現は適切ではないと思うので正確に言い直します。5年生の子ども達が生まれた年にこんな未曽有の出来事があったんだよ、ということを伝えたいという依頼を受けたので、震災の被災者への支援活動を主な事業として実施しているということでオファーを頂戴しましたので、出前講座として伺ってきました。
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子ども達の前に立っているのが当日の講師の皆さんです。
左から大玉直売所の矢吹店長、浅和前村長、アットホームおおたまの荒川料理長、そして私です。
矢吹店長は右肩しか見えていませんがご了承ください。そんな方々に交じってお話をさせていただくということで、足も生まれたての子馬みたいにカタカタ震えた、というと使い古された表現になってしまいますので、あごに良いパンチをもらったボクサーみたいにカタカタ震えた、というとイメージしにくいですかね。良い表現をご教授頂ける方お待ちしております。
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子ども達は宿泊体験プロジェクトの2日目ということで疲れもあったと思いますが、各講師のそれぞれの話を真剣に聞いていました。
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私は東日本大震災の際に津波にさらわれた話や避難所での生活の様子を伝えましたが、浅和前村長は震災当時の行政の対応について、当時の大玉村の首長としての対応についてのお話をしておられ、視点をミクロからマクロに、立場が違うとなるほど、そういうことなのか、と改めての発見が多数ありました。
私にも発見が多数あったように大山小学校の5年生の皆さんも新たな気づきや学びが多数あって、それが将来に何かの役に立つことを願っております。