予報では7月31日の福島県二本松市の最高気温は37度。
ぬるめのお風呂の温度です。
スマホにも朝早く熱中症警戒アラートが届きました。
今日は学生食堂があるので、2升炊きの炊飯器や食材などを車に詰め込んでいると、じっとりと汗をかきてきました。だから、こんな日はどこかにお出かけしたり、外で作業をするのではなく、エアコンの効いた室内でおとなしく過ごすのが一番ですね。
そしていつもの学生食堂では福島大学の学生さんに手伝ってもらっているのですが、現在は新型コロナウイルス第7波の待っただ中ということで、ごく少数の学生の知人に協力してもらっての開催となりました。この「〇〇波」というのも私が子供の頃は「かめはめ波」や「あのころは派」ぐらいしか〇〇波なんて言わなかったのですが、今ではコロナも第7波ですもんね。もうこれ以上増えなくても良いというのは日本人なら誰もが思っているでしょうし、世界の皆さんも思っていることでしょう。
というわけで、今日の学生食堂の様子ですが、
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つややかな、みずみずしい玉ねぎですよね。スライムの上の部分を切ったようなフォルムで、鏡餅のように積み重ねてもどっしりとした安定感があります。
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この玉ねぎをざく切りして、豚バラ肉の中に投入します。
そしてしばらく時間が経つと、なんということでしょう。
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匠の手によって、豚丼に生まれ変わりました。あの振り立ての雪のような玉ねぎはしょうゆや麵つゆなどによって、ほんのりときつね色に生まれ変わりました。出汁がしみ込んでいるのが分かりますね。
そして恥ずかしがり屋さんの頬のようにピンク色だったお肉も、すっかり焼けて海の家でバイトして1ヶ月が経過したような色になっています。
というわけで、本日の学生食堂の献立は豚丼。
どんと言って、真っ先に思い浮かぶのは「おいどん」。
鹿児島地方で使われていた一人称ですね。自分の事を「俺」でも「私」でも「僕」でもなく、「おいどん」という出会ったことは未だありませんが、実際に「おいどんは今日はランチに弁当を食べるでごわすよ」とか言われたら、それがどんな内容であっても、なんて実直な方なのだろう、と感じてしまいそうです。
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というわけで、本日は少人数の現在学生の知人に協力してもらっての開催となりました。
早く新型コロナウイルスの流行が落ち着いて、福島大学災害ボランティアセンターに呼びかけをして、多くの学生さんに来てもらって、盛大に学生食堂を開催したいものです。
そして参加者の方にも今はお弁当形式で取りに来てもらって、自宅で食べて頂いていますが、一緒に食事をしたいものです。
そういう日がいつになったら来るのやら。もう首は大分長く伸ばしているのですが。