カテゴリ: バス旅行

7月3日、サッカー好きな人と落語好きな人にとっては朝から

涙せずにはいられない一日の始まりだったのではないでしょうか。

正確には落語好きな人にとっては7月2日ですかね。

その話をすると繁忙期の東京ディズニーシーのトイストーリーの行列ぐらいに長く

なりますので、さっそく本題に入ります。

今日は二本松市にあります県営住宅石倉団地自治会の皆さんとバス旅行に一緒にお出かけしてきました。

レンタルしたバスにも「県営住宅石倉団自治会」の文字が!

って、よくよく見ると石倉団地の「地」の文字がありません。

これは地に足がつかない、参加者の今日のイベントへの浮ついた心持を表しているのでしょうか。

ところで、このバスとは全然関係ないのですが、毎朝テレビをつけると

「いつまでも どこまでも 走れ走れ いすゞのトラック」

というCMが流れます。私、このCMが大好きで、最近は鼻歌交じりに口ずさんでいます♪

車を運転しながらもついつい口にしてしまうのですが、私の車は広島産。

いすゞでもなければ、トラックでもありません。残念とです……。

と、それはさておきバス旅行ではお馴染みとなりました

大分市にある湖月様からご支援いただいたお菓子をお配りまして、記念写真をパシャリ。

本日のバス旅行には県営石倉団地にお住いの方30名が参加してくれました。

当初の予定では定員25名だったのですが、あまりの反響の多さにせっかく申し込んで

くれたのにお断りするのも申し訳ないから、補助席対応ということで定員を増やしたので、

バスの車内は安室ちゃんのファイナルコンサートのような熱気です。

美味しいお菓子に舌鼓をうっていると、最初の目的地であります飯舘に出来た道の駅に

到着しました。更に記念写真をパシャリ。

まだ出来たばかりの道の駅ということで、建物も真新しさが目立ちました。

そして南相馬にありますお食事処つぼ八さんへ移動。

海鮮丼とホッキ飯のどちらか一方を選んでいただいたのですが、

どちらを食べても美味。

やはり新鮮な食材、海のものは海の近くで食べるのが一番ですね。

お腹を満たした後は霊山道の駅へ。

そこで思い思いにお買い物をして頂きまして、

一路福島市にありますアンナガーデンへと移動。

ここでは優雅な午後のひと時ということで、アイスクリームをみんなで

食べたのですが、牧場で食べるアイスクリームのように濃厚で、

舌にのせたバニラが口の中全体に広がり、それがいつまでも消えません。

最後に無事に石倉団地へと到着した写真ですが、

参加者の皆さんは筋トレでもしているのかしら、というぐらいに両手にお土産を

盛りだくさんに持っていました。

と書くのであれば、そういう写真を撮れば良いものを残念ながらその姿に見とれてしまって

写真を撮り忘れてしまいました。

そんな残念な私には、天国から「山田君座布団全部持ってって」と声が聞こえてきそうです。

世の中には数多くの新聞があり、それぞれに力を入れている方面や主義、主張が違います。

右を向いている新聞も左を向いている新聞もあります。(ありますよね?)

そんななんの手入れもしていない竹林のように乱立している新聞業界に新しい新聞がデビューしました。

その新聞の名前は『ちろる新聞』!

この新聞にはテレビ欄もスポーツ欄も政治経済面もありません。

記事の内容は6月2日に実施された福島県二本松市にある表団地バス旅行の記事のみです。

ですから内容は薄めていないカルピスのように濃厚で、旅の始まりから終わりまでが克明に記載されています。

今の時代に逆行するかのように、写真の形の加工は手で行われており、文字は手書きです。

もっと楽に、簡単に作る方法はこのご時世いくらでも考えられます。

しかし、手書きであるがゆえに伝わるものもあるのではないか。

そんな勝手な思いで、思い出を夜なべしてせっせと編んだだよ、ではなく作っただよ。

だから大量生産も出来なかったので、世界に一枚だけの新聞。

ナンバーワンではないけれど、オンリーワンな新聞、それがチロル新聞。

読んでみたいという方はぜひ表団地の集会所まで足をお運びください。

6月2日。この日に福島県二本松市にある県営表団地でバス旅行がありました。

目的地は会津、大内宿と塔のへつり。

目的は表団地では団地内住民の連携強化、介護予防、外出のきっかけ作り、認知症予防の為に

定期的に集まるイベントを実施していますが、参加者が固定化してきているため、バス旅行を実施して

新たな参加者にも気軽に来てもらい、今後のサロン活動や季節のイベント等へも積極的に参加して

もらえるようにとの願いをもって実施されました。

と、ここまで書いてきてあまりに堅苦しく、読んでくださっている皆様も息が詰まってしまうと思いますので、

ここからは脱線を織り交ぜてバス旅行の内容をご紹介させていただきます。

6月2日、晴れ。

そう言えばドリカムに「7月7日、晴れ」という曲がありましたね。

会いたいけれど、会えないから天の川に会えますようにと願った素敵な歌詞だったと思いますが、

私(一般社団法人ちろる)は表団地の皆さんと出会ってこのバス旅行がより一層楽しいイベントになるようにと願って、

表団地の役員の皆さんと一緒にイベントを企画してきました。

ご覧ください、この雲一つない空を。水色の絵の具で画用紙全体を塗ったみたいで現実味がないというか、

アイコス、レギュラーのパッケージの方がまだ空っぽく感じられるくらいです。

出発前に写真を一枚。どちらが私かはご想像にお任せします。

バスの車内で大分市の湖月様からのご寄付いただいたお菓子をお渡しさせていただきました。

大内宿の入り口で記念写真を一枚。

この写真を見てお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、

このバス旅行では福島県共同募金会さんの被災地住民支え合い活動助成金の助成を受けて実施させていただきました。

大内宿内では茅葺き屋根を眺めて歴史の長さに思いを馳せている方や、

冷たいソフトクリームに舌鼓をうつ方など、思い思いに自由探索をしていただきました。

大内宿を後にして、次に向かったのは

塔のへつりです。大内宿まで来たら塔のへつりは外すわけにはいきません。

塔のへつりを眺めているところです。この場所からどんな景色が見えるのか、

橋を渡って塔のへつりへ行くとどんな所なのかはご想像にお任せしますが、

よくこんな形に浸食が行われたと驚きましたし、

その浸食の中にお参りをする所もあったり、

よくぞここにこんなものを作ったものだと驚きました。

悠久の時と自然の美しさ、人の努力に驚き、感動する場所、それが大内宿でした。

最後に表団地集会所の前で集合写真を撮らせて頂きました。

表団地で生活する特定の人だけではなく老若男女が参加してくれて、帰りのバスの中では早くも第二弾の

旅行はどこに行こうか、今度は泊りでやろう、との声が上がっていました。

と言うことは皆さん今回のバス旅行を楽しんでくれたのかな、満足してくれたのかな、とホッと胸を撫で下ろしました。

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