一般社団法人ちろるでは、学生や大人の方に対して、一年間を通してボランティア活動を出来る環境を

つくりたいと考えています。

その第一段階としてまずは人造人間を吸収してより完全体に近づく為の努力を、

というとドラゴンボールのセル編になってしまいますね。

あの頃は毎週手に汗を握りながら週刊少年ジャンプのページを捲ったものです。

それが今では海賊王を目指す漫画を毎週楽しみに、

といつまでも余談に逸れるとなんの話になるのか到着点が分からなくなりそうなので話を本題に戻します。

年間を通してボランティアが出来るための環境づくりの為には、当然ながら

ボランティアをしたいという人の受け皿が必要になります。

というわけで、本日は改めてボランティアの受け入れをしてくださる施設巡りをしてきました。

 

まずはオブリさん。

オブリさんは二本松市内にある障がいのある方が働いている喫茶店です。

美味しいランチもやっており、ここのシラス丼は絶品で私も家で真似たこともあります。

使っているお米は魚沼産の米にも勝るとも劣らないと私の中では噂になっている浪江産のお米を使っています。

続きましてが、認定こども園まゆみぷらすさんです。

こちらは読んで字のごとし認定こども園です。

毎日多くのお子さんの楽しそうな笑い声が聞こえてきます。

更にはデザイナーズ物権かしらと思ってしまうくらいに、外観も内装も素敵です。

続きましてが、アクセスホームさくらさん。

障がいがある方が内職をしたり、お菓子作りをしています。

時々アクセスホームさくらさんで作っているラスクが食べたくなって寄らせていただくのですが、

ラスクのカリカリ具合がたまらず何回かに分けて食べようと思っているのにも関わらずに、

気が付くといつの間にやらなくなっている絶品を精魂込めて作っています。

更に続きましてが、スマイルさん。

こちらは障がいがある児童が通っている施設です。

ちょうど写真を撮らせていただいた時には遊具が暖をとるために寄り添っているように重なり合っていましたが、

普段は北海道の田畑のように雄大な施設内にそれぞれがしっかりと自己主張をするように配置されています。

最後に介護老人保健施設あだたらさんです。

こちらも読んで字の如しなのですが、病院からは退院したものの自宅に戻るにはちょっと不安という

高齢者の方が、こちらの建物内で自宅に戻るための様々な準備をしながら生活しています。

利用者の方々が自宅へ帰るという明確な目標をもって、そのために日常動作の訓練や生活動作の練習をしています。

 

というわけで、これから夏を迎える学生さんが、夏休み期間にまずはボランティアを身近なものとして考えてもらえるように、

ボランティア活動を行うための場所へ挨拶へ伺ってきたわけですが、

障がいのあるなしや、子どもから高齢者まで、様々な施設に協力してもらうことが出来ました。

というわけで、近々二本松市内にある学校をまわってボランティアの呼びかけを行いたいと思います。

今度はあなたの学校へ、もしかしたら行くかもしれません。

元々ボランティアはラテン語の「ボランタス」という、自ら進んで行うという意味の言葉が語源だそうですから、

その時にはぜひボランティア活動へ一歩踏み出してみてください。

6月2日。この日に福島県二本松市にある県営表団地でバス旅行がありました。

目的地は会津、大内宿と塔のへつり。

目的は表団地では団地内住民の連携強化、介護予防、外出のきっかけ作り、認知症予防の為に

定期的に集まるイベントを実施していますが、参加者が固定化してきているため、バス旅行を実施して

新たな参加者にも気軽に来てもらい、今後のサロン活動や季節のイベント等へも積極的に参加して

もらえるようにとの願いをもって実施されました。

と、ここまで書いてきてあまりに堅苦しく、読んでくださっている皆様も息が詰まってしまうと思いますので、

ここからは脱線を織り交ぜてバス旅行の内容をご紹介させていただきます。

6月2日、晴れ。

そう言えばドリカムに「7月7日、晴れ」という曲がありましたね。

会いたいけれど、会えないから天の川に会えますようにと願った素敵な歌詞だったと思いますが、

私(一般社団法人ちろる)は表団地の皆さんと出会ってこのバス旅行がより一層楽しいイベントになるようにと願って、

表団地の役員の皆さんと一緒にイベントを企画してきました。

ご覧ください、この雲一つない空を。水色の絵の具で画用紙全体を塗ったみたいで現実味がないというか、

アイコス、レギュラーのパッケージの方がまだ空っぽく感じられるくらいです。

出発前に写真を一枚。どちらが私かはご想像にお任せします。

バスの車内で大分市の湖月様からのご寄付いただいたお菓子をお渡しさせていただきました。

大内宿の入り口で記念写真を一枚。

この写真を見てお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、

このバス旅行では福島県共同募金会さんの被災地住民支え合い活動助成金の助成を受けて実施させていただきました。

大内宿内では茅葺き屋根を眺めて歴史の長さに思いを馳せている方や、

冷たいソフトクリームに舌鼓をうつ方など、思い思いに自由探索をしていただきました。

大内宿を後にして、次に向かったのは

塔のへつりです。大内宿まで来たら塔のへつりは外すわけにはいきません。

塔のへつりを眺めているところです。この場所からどんな景色が見えるのか、

橋を渡って塔のへつりへ行くとどんな所なのかはご想像にお任せしますが、

よくこんな形に浸食が行われたと驚きましたし、

その浸食の中にお参りをする所もあったり、

よくぞここにこんなものを作ったものだと驚きました。

悠久の時と自然の美しさ、人の努力に驚き、感動する場所、それが大内宿でした。

最後に表団地集会所の前で集合写真を撮らせて頂きました。

表団地で生活する特定の人だけではなく老若男女が参加してくれて、帰りのバスの中では早くも第二弾の

旅行はどこに行こうか、今度は泊りでやろう、との声が上がっていました。

と言うことは皆さん今回のバス旅行を楽しんでくれたのかな、満足してくれたのかな、とホッと胸を撫で下ろしました。

6月1日より一般社団法人ちろるが本格始動しました。

昨日までは車で言ったらアイドリング状態でしたが、

本日よりいよいよ一般社団法人ちろるの活動が始まります。

ギアを1速に入れて、クラッチを少しずつ離しながらアクセルをぐっと踏み込む。

と言っても、今の車はほとんどオートマみたいですからギアをDに入れて、

クラッチはそもそもないので、左足はだらりとさせながらアクセルを踏み込むと書いた方が

例えとしては伝わりやすいですかね。

本格始動に先立って、昨日の午後から本日未明まで

諸般の事情によりこの一般社団法人ちろるのホームページを一時閉鎖させて頂きました。

そこでホームページを一新し、とまではいかなかったのですが、

というか、ほぼパッと見はドッペルゲンガーのように同じなのですが、

大人の事情により一部の文言を変更しております。

さて、一般社団法人ちろるでは(普通であればとっくに以下当法人と記載するのですが、

本日は本格始動の日ですので連呼させていただきます)福島県を中心とした地域福祉の向上を目的に

様々な事業を実施する予定です。どんな事業かはホームページをご覧になって頂きたいのですが、

まだ活動を開始したばかりですから、馬で言えばようやく自分の足で立ったばかりです。

ですから当然足はカクカクしています。だからサラブレットのようなスライドで走ることはまだ出来ません。

なので、まずは福島県の中でも二本松市を中心に活動をする予定です。

とは言ってもお声掛けを頂ければ、その限りではありません。

道に迷わなければ福島県内であれば、どこへでも行きます(多分)。

そして多くの個人や団体にとっての身近な組織になっていきたいと考えております。

これから一般社団法人ちろるをよろしくお願い致します。

↑このページのトップヘ