2019年01月

夜9時前の天気予報で「会津地方は雪が降りやすい天気が続くでしょう」と
アナウンスしていました。私が住むここ大玉村は今年はそれほど雪が降らなくて
ラッキーじゃね、と思っていたのですが、降る所にはしっかりと降っているんですね。
ゲレンデにのみしっかりと降ってくれればなんて考えてしまいがちですが、
雪がしっかり降らないとこれから田植え時期に水が足りなくなってしまったり、
色々と問題が発生するでしょうから、降る時にはレミオロメンが思わず
「ぼたー雪ー」と歌詞を間違えて歌ってしまうくらいに雪が降る必要があるのかもしれません。
問題が発生と言えば厚生労働省の統計不正問題は大きな問題ですよね。
毎月勤労統計の数値はねつ造でした、なんて国が公表したデータに不正があると
東芝の決算なんてリラックマぐらいに可愛いものに感じてしまうかもしれません。
と、そんな不正とは無縁な人生に真っ直ぐな安達高校の学生さんたちが、
福島県立高校1期試験の為に学校の休みを利用して、本日(1月31日)一般社団法人ちろるで募集した
冬季間のボランティア活動に参加してくれました。
まずは知的に障がいがある方のB型就労支援施設アクセスホームさくらさんでの活動の様子です。
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ライブとかで腕に付けてベルサイユの薔薇の登場人物の瞳ぐらいにキラキラ光るリングの
中に入れる電池を作っています。
続きまして、子育て中のお母さんが子どもを連れて遊びに来たり、小学校に入る前の子ども
及び地域の交流スペース、となっている子育て支援センターぷらすさんでは
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利用しているお子さんと遊んだり、
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一緒になんだかかっこよさげなポーズをとっています。
お次は障がいがある方の施設スマイルさんで
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段ボールで工作物を作っています。
うっすらと後ろに段ボールで作られた作品がチラ見しているのが見えると思いますが、
これは何でしょう。当たった方にはこの工作物を贈呈、したら多方面から怒られそうなので
止めておきます。
最後に二本松市で行っている二本松市子育て支援センターさんでは
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滑り台から滑ったからこの位置にいるのか、それともたまたま座っていた所の近くに
滑り台があったのか、そもそも今日は県立高校1期選抜の日なのに滑り台とか
デリカシーのないことを書いてしまった、自分にがっかりです。
でも本日も安達高校の学生ボランティアはしっかり活動をしていました。 

皆さんは「超高速!参勤交代」と「超高速!参勤交代 リターンズ」
という本又は映画はご存知でしょうか?
今初めて聞いたとか、タイトルは知ってるけど読んだり観たりはしたことが
ないという方は是非ダマされたと思って読んだり観たりしてみてください。
笑いあり、涙あり、殺陣あり、観終わった時にはスッキリしていることでしょう。
なんで唐突に「超高速!参勤交代」の話が出てきたのかと言いますと、
タイトルにリターンズを付けたら、「超高速!参勤交代 リターンズ」が真っ先に
出てきたからで、昔ジャンプでやっていた「密 リターンズ」でも良かったんですけどね。
もし今回のタイトルが「帰ってきた 冬のボランティア開校式」だったら
本文の書き出しは、皆さんは「帰ってきたウルトラマン」はご存知ですか?になっていた
はずです。
というわけで、高校生の冬休み期間を利用してボランティア活動をしませんかということで
12月の終わりから1月の頭にかけて冬のボランティア活動第一弾を実施しましたが、
今回は1月31日と2月1日の県立高校の1期選抜で、高校1、2年生は学校、部活が休みになるので、
普段は学校が忙しかったり、部活が大家族の洗濯物みたいにいっぱいあったりすると
なかなかボランティア活動に参加してみたくても出来ない、という学生さんもいます。
そんな学生さんにボランティア活動をしませんかと呼びかけたところ、活動期間が2日間と
極めて短期間なのにも関わらずに30名も申し込みがありました。
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学生さんは2日間、自分が興味関心のある児童関係の施設や障がいがある方の施設、
避難者支援事業等の活動に参加するのですが、活動にあたっての留意点や
どんな活動なのかの概要を説明する冬のボランティア開校式を1月29日に
安達高校で実施してきました。
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マスク着用率の高さが風邪やインフルエンザが流行っているのを物語っていますよね。
今回一般社団法人ちろるで段取りさせていただいた冬のボランティア活動に応募してくれた
学生ボランティアの皆さんには、元気に、普段の学校生活では出来ない出会いや体験を
それぞれの活動場所でボランティア活動を通してしてもらって、それが将来を考える為の
一助になってくれることをお百度参りするぐらいに願います。
 

テレビをつけると福岡県で50代の息子が80代の父親を殺害するという
痛ましいニュースを放映中でした。
50代の息子は仕事をしながら80代の父親の介護をしており、普段は人当たりの
良い人だったとのことで、周囲の容疑者を知る人は「ショックでしかない」という
コメントをしていました。
週に数回はデイサービス等の介護サービスを利用していたとのことですが、
それ以外は息子が一人で介護をしており、安易な一般論で言うのは相応しくないのかも
しれませんが、介護疲れによる殺人ということになるのでしょうか。
現在日本の高齢化率はおよそ3割ですが、この数値はこれから益々上昇することは
間違いありません。それに対して、15歳以上65歳未満の生産労働人口は減少している
わけですから、少ない人口で多くの高齢者を介護しなくてはならなくなるわけです。
そうなるとこのような痛ましい事件も本来はあってはならないのですが、
益々増加してきてしまうかもしれません。
本来ならばここまで追い詰められる前にSOSのサインを出すことが出来ていたら、
それを地元の行政や社協、包括支援センター等がキャッチすることが出来ていたら、
とたらればを言っても仕方ないのですが、天は自ら助くる者を助くと言いますから、
気軽に助けてと言える関係性を日頃から構築していかなくてはいけませんね。
というわけで、日頃から横のつながりを創るために月に一度実施している大人食堂を、
本日(1月21日)に実施しました。
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よくバラエティ番組で箱の中に入っている動物や物などを触感だけで当てるゲームが
ありますが、それをやっているところです。はたして袋の中に入っているのはたわしなのか、
それともハリネズミなのか、スティーブン・セガール主演暴走特急を見ている時のように
ハラハラドキドキが止まりません。いやセガールはあまりに強すぎて、このおっさんが
いればなんとでもなるんじゃね、とあまりハラハラもドキドキもしないので例えとしては
全然ふさわしくなかったですね。
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この熟練の包丁さばき。まるで座頭市の時の勝新太郎さんを、と向こうは刀で抜刀術がメインですから
これまた良くない例えですね。
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こちらは肉をこねているところです。
よくおもちゃ屋で「ねー、ママー、あれ買ってよ」と大声で叫んでいる子どもを見かけますが、
とそれはごねているところで、これまた比喩失敗。
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上のこねた肉をキャベツでくるんでいます。そう、皆さんもお分かりのロールキャベツです。
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風の谷のナウシカで腐海と呼ばれる樹海に生息していたオームです。
怒って目を赤くしていないとこんなに可愛いです。
ということはなく、完成したロールキャベツです。
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そしてロールキャベツに入りきらなかったひき肉で作った即席のハンバーグと
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大根とこんにゃく、こちらは味噌田楽です。
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というわけで、本日の参加者8人でいただきます。
冒頭で書いたような悲惨な事件をなくすために、日常的なつながりを持つための大人食堂。
参加者が笑顔で過ごすことの出来る時間を共有することが何よりも大切なことなのかもしれないと
改めて感じました。

日本人にとって鯨とはどんな生き物なのでしょうか。
貴重な食料なのか、見て楽しむものなのか。
ある程度以上の年齢の人にとっては昔はよく食べた食材かもしれません。 
ある程度以下の年齢の人にとっては今はなかなか手が出ない高級食材かもしれません。
日本政府の外交の姿勢、まぁ外交ですから相手の国もあるわけですから、
日本側の主張だけを押し通すわけにはいかないのは分かります。
ですから双方の主張の妥協点を探して、「まぁこの辺で今回はいっときましょか」と
なるんだと思います。例えばロシアとの北方領土問題、アメリカとの沖縄の基地問題、
韓国とのレーダー照射問題など例を挙げれば切りがありませんが、
何か問題が発生した場合に「遺憾の意を示す」という言い方がよく使われ、
相手国に配慮しての発言や行動になることが多いように見受けられますが、
捕鯨に関しては国際捕鯨団体から日本はさっさと脱退しました。
他の様々な対応と比べると迅速な対応に感じられます。
ですから、捕鯨問題は他国との調整よりも日本としては「いっちょ捕えちゃるけん」と
打って出る何かがあるのかもしれません。
というわけで、1月の男の料理教室では食材に、とこの流れでいけば鯨が使われそうな
ものですが、渦中の鯨ではなく、今が旬な時期のあんこうを使った鍋料理です。
それではさっそくあんこう鍋の一連の工程を昨日(1月18日)の男の料理教室で撮影した
写真を紹介しながら説明していきます。
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こちらはあんこうの肝です。
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このあんこうの肝を濾します。そして濾している人を鼓します。
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濾したあんこうの肝はサーモンピンクなので、これを色が変わるまでフライパンで炒めます。
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それを鍋に入れます。
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あんこうの身や皮も入れます。白菜や大根などの他の具材も入れます。
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最後に味を調えます。味付けはあんこうの濃厚な味わいにもよく合う白みそです。
この鍋だけでも私は人生で初ものの鍋なので大満足なのですが、
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鍋に入れずにそのまま食べるあんこうの肝、
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とっても肉厚なホタテなど、太平洋の波の音を聞きながら育った海の男(かどうかは分かりません。
もしかしたらビートルズやローリングストーンズを聞きながら育ったかもしれませんが、浜で育った
男であることは間違いありません)だからこそ出来るこのこだわりが詰まった料理。
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こんな感じで和気藹々と、でも具材を切ったり剝いたり焼いたり煮たりする時には
真剣そのものの様子で作りました。
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一方私ときたら、講師のお二人の先生が作ってくださった卵と鶏肉の料理の匂いに
誘われ、少しぐらいならばれないんじゃないかと食指が動いたのですが、お預けを
くらって指をくわえて眺めているところです。
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というわけで、本日の1月の男の料理教室ではあんこう鍋をメインに
あんこうの肝やあんこうの肉、ホタテや春菊とシラスの和え物、バターコーンと
作った品々の種類も、完成品の色合いも非常に豊かで、
胃袋はもちろんですが、集まってみんなで顔を合わせて、四方山話をしながら調理をして、
と心も温かくなった男の料理教室でした。
ちなみに2月の男の料理教室はハンバーグとポテトサラダを作る予定です。
詳しくはまた別の機会に紹介させていただきますが、普段台所に立つ機会のない
男性の皆さんこそ参加してほしい、男の料理教室ですので、このブログを読んで興味を
もってくださった方は是非ご参加ください。 

「なんだ、冷たいな」
どうやらうっすら遠方から強風にのって飛んできた小雪が私の頬に着地したらしい。
やはり1月の福島は身が震え上がるほどの寒さだ。思わずコートの襟を立てる。
遠目で見ると探偵が張り込み場所に足早に向かっているようにしか見えないな。
そう自虐的に考えながら、ビルの合間を抜けて行く。
目的地は郡山ビューホテルアネックス。
そう、今日は大和証券福祉財団様が実施されている平成30年度「第25回ボランティア活動助成金」
の贈呈式なのである。
と、なぜか小説風な書き出しから始まりましたが、IMG_5024
助成金の贈呈書を受け取っているところです。
この助成金を活用させていただいて、平成31年度二本松で生活している避難者の皆様と
園児や学生と農作物を植えて、育てて、食べてという一連の流れを一緒にやっていきたいと
思います。
大和証券福祉財団様、本当にありがとうございました。 

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