2020年09月

お祭りの縁日というと、なんだか胸がワクワクしますよね。
心踊るというかココロオドルと書くとOrange Range感が出てきます。
新型コロナウイルスの影響で今年の夏の時期のお祭りは軒並み中止になったところがほとんどです。夏の夜空を彩る花火大会も中止、お盆の帰省も中止となると、暗い話題ばかりが目につくようになってしまいます。
私どもの一般社団法人ちろるでお祭りをすることは無理でも、少しでもコロナでふさぎ込みがちが気分を盛り上げてもらうように、福島県二本松市内の災害公営住宅で縁日を開きました。
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縁日で食べるものと聞かれて、日本人の70%(自社調べ。実際には調べていないので想像です)が食べると答えるたこ焼きです。
ただし素人が焼いているので、なかなか上手いこと丸くならなかったり、外はカリッと中はジューシーにはなってくれません。たこ焼き以外にもたい焼きも提供したのですが、これも毎日毎日鉄板の上で焼く位じゃないと泳ぐような姿にはならずに、焦げ目よつくなたい焼き君とか、腸が飛び出たぞたい焼き君、みたいな感じになってしまいます。
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そのふがいなさから密を避けるために縁日で元気を皆さんへ、という目的だったのが、まさかの待っている人が密という場面もありました。
当初は50人ぐらい集まってくれれば成功と想定していましたが、合計で80名を超える方にお集まりいただきました。中にはたこ焼きが美味しかったからと一度部屋で食べて頂いた後に、再度買いに来て下さる方もいらっしゃいました。
お陰様でタコが足りなくなり、餡子も足りなくなり、満員御礼で縁日を終了することが出来ました。
コロナ禍で久しぶりに顔を会わせたという方々もいらっしゃったようで、待っている間も楽しそうにお話をしていました。人と話して笑顔になって、美味しい(かどうかは定かとして)物を食べて笑顔になって、少しでもコロナを忘れて楽しい気分になってくれたらこの縁日は成功です。
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今年は夏のお祭りは出来ませんでしたが、このままいくと秋祭りも黄色信号が点滅しています。
クリスマスや年末年始にも外に出ないで家にいましょうね、なんてことにもなっているかもしれません。早くマスクをしないで、他者との距離を気にしないで過ごせるようになってもらいたいものですが、それまではしばらくこのような縁日をお楽しみください。
なお、この活動はパブリックソース財団様が事務局をしておられるREADY FOR「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」の助成を受けて活動をしています。

明日から4連休ですね。旅行に行く方、お墓参りに行く方、積んであった本を読む方、レコーダーにたまったテレビを見る方など、皆さん様々な予定がある事と思います。
お盆の時にはコロナ禍なので、帰省はしてはならないという空気がありましたが、お彼岸は帰省してはならないという感じではないですよね。これは東京がGo toに加わったので、日産の「やっちゃえ日産」のように、国も「行っちゃえ実家」みたいな感じなんでしょうか。
これで地方で今以上に新型コロナウイルスの新規感染者が出ないと良いんですけど。
でも人の行き来が盛んになれば、そりゃ新規感染者は増えますよね。
そんな心配が杞憂に終わることを願いつつ、本日(9月18日)二本松にある認定こども園まゆみぷらすさんの場所をお借りして、9月の男の料理教室を実施しました。
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まずはジャガイモを洗って、
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丁寧に皮を剝いてというところまでは、毎月の男の料理教室で野菜を切ったり、煮たりと同じなのですが、今月はここからが違います。
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見たらわかる、すごい肉やん!
というわけで、今日は肉分は完全自費になりますが、年に1度の美味しいお肉が食べたいデイです。
私たちは福島県民ですから、当然ながら福島県産の肉や野菜を食べて生産者を応援したいという純粋な気持ちで今回の福島牛のステーキになりました。だって、せっかく美味しい肉や野菜を作っても、それを卸す場所が少なくなってしまって売れないというわけですから、自分たちが出来ることを出来る範囲でやろうじゃないかということですね。
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これだけの福島牛が並ぶと圧巻ですね。西田敏行さんや梅沢富美男さん、ディーン・フジオカさん、あばれる君さんなど福島県の有名人が勢ぞろいした感があります。
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この肉を焼くわけですが、大きいのでフライパンに一度にのるのは1枚のみ。
外はしっかりと焼きますが、中にはほのかに赤みが残るぐらいの絶妙の焼き加減です。
いきなりステーキでステーキを焼いていたと言われても信じてしまうかもしれません。
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というわけで、全員でいただきますです。
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肉の味をそのまままずは味わい、ワサビやニンニクのすりおろし、しょうゆや塩など、お好みの調味料と一緒に口に運び至福のひと時を味わいました。
美味しいお肉を食べても良いじゃない、男の料理教室だもの。
とみつをさんが言ったかどうかは定かではありません。

菅首相が誕生し、菅内閣の閣僚も決定し、いよいよ菅内閣がスタートしましたね。
国民のために働く内閣とのことですから、安倍内閣と比べて何が同じで何が違うのか、目が離せませんね。
それと同時に長きに渡って日本のリーダーを務めてくださった安倍首相は本当にお疲れ様でした。
日本のトップとして諸外国と渡り合い、様々な判断をその場その場で下さなくてはいけないというのは余人には想像することすら難しいプレッシャーがあったと思います。アベノミクスで日経平均株価も就任当初からすると2倍以上になった反面日銀の……
って政治の話題や色々な考え方の人がいて、思春期の女の子ぐらいデリケートなので、当たり障りがないところで、今日の福島は曇りです、とか書いてもそんなのは空を見上げれば分かる事なので、川端康成の『雪国』のトンネルを抜けるとそこは雪国だったみたいな、これからどんな物語が始まるのかしらとドキドキするような書き出しで始めたいものです。
まぁ今の季節どこのトンネルを抜けても夏の余韻を感じるだけですけどね。
というわけで、9月16日、学生食堂を実施しました。
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本日の献立はキーマカレー。普通のカレーは自宅で作ってもなかなかキーマカレーって作りませんよね。
だからなのか、キーマカレーは参加者の皆さんからは毎回好評をいただいております。
そして大人数分を作るからなのか、玉ねぎやそれ以外の野菜、ひき肉からのうま味がたっぷり出るので自宅で人数分作るよりも美味しく出来るんですよね。
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復興公営住宅表団地の皆さんと一緒につくり、
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表団地だけではなく、復興公営住宅石倉団地の皆さんと食しました。
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本日の参加者の中にはカボチャの煮つけを持ってきてくれた方がいて、カレーにカボチャが意外にも合うんですよね。太宰治が『富嶽百景』の中で「富士には月見草がよく似合う」と言っていますが、時代が違えば「カレーにはカボチャの煮つけがよく似合う」とも書いていたかもしれません。
今や日本の国民食の筆頭、相撲で言えば東の横綱的ポジションであるカレーの雄大な皿からはみ出んばかりの大盛りに対して、カボチャの煮つけのホクホクしているがゆえに今にも煮崩れしてしまうんじゃないかしらと心配になる儚げな姿が鮮やかな対比を生み出します。
まぁ実際には生み出さないですけど。
現在学生食堂は新型コロナウイルスの影響で学生ボランティアの参加を少人数で実施していますが、コロナが落ち着いてまた多くの学生さんに参加してもらって、集団で密になって実施したいものです。

皆さんは最近悲しかったことありますか?
私はドラクエウォークというスマホのゲームをやっておりまして、その1周年でこれまで出てきた武器が当たるかもしれないくじ引きのようなものがあるのですが、それが非常に残念な結果となりました。
これが最近の悲しかったことです。
毎日せっせと歩いて、敵を倒して、ツボを割って貯めてきたジェム(ドラクエウォークの世界での通貨のようなもの)をかなり使って福引をしたのですが、お目当てのはなかなか出てくれません。
幸せは忘れたころにやってくる、と言いますが、忘れたころにやってこられても、逆にすいません、どなたでしょうか、と聞き返してしまいそうなので、今すぐに来てもらいたいものです。
このブログをご覧になってくださっている方でドラクエウォークをやっている方がいたら、一周年ガチャや世界樹ガチャの結果がどうだったのか教えていただけたら幸いです。私の所に来なかった素敵アイテムが誰かの所で役に立っているところを想像すると、それだけで喜ばしい反面、こっちの水は甘いぞと蛍を勧誘するときの誘い文句みたいに甘い誘惑をいくらでもするので、私の所にも是非来ておくんなまし。
と、ドラクエウォークの話を長々としている場合ではありません。
本日(9月15日)に畑を活用した事業で今日は子どもたちと一緒に種を蒔いてきました。
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まずこちらの線香花火を上下反転させたような緑の芽がなんだか分かりますか?
そうです、こちらが前回の畑の集まりの時に植えたニンジンです。
前回の活動時から1ヶ月近く経っているのですが、しっかりと成長してくれています。
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マルチを張っているところに穴をあけています。これはモグラさんが土中から顔を出しやすくするように配慮した結果、というわけではなく、子どもたちがここにブロッコリーを植える際にこの穴の中にポットで成長させた苗を植えやすくするためです。
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その隣りの列では大根を植えるために畝を作っています。正確には畝ではないかもしれませんが、大根を植えるための準備をしているところだと思って頂ければ間違いありません。
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子ども達の登場です。今日は30名を超える子ども達が来てくれました。
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畑の先生が子ども達に大根の種の蒔き方を説明しています。子ども達は先生のいう事をよく聞いて、丁寧に種を蒔いたり、苗を植えたりしていました。
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今日植えたこの苗が立派なブロッコリーになるわけです。ブロッコリーのあの濃縮した森感と言いますか、もし小動物になってあの密集した緑の中に迷い込んだら一生出てこれない自信があります。
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これまで植えたサツマイモやニンジン、そして新たに加わった大根とブロッコリーですが、子ども達はそれぞれがどんな色や形、大きさをしているのかをキチンと知っていました。それぞれの野菜がどのように育つのかをつぶさに見ることが出来るわけですから、いい経験になりますよね。
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現在の畑はこんな感じです。これからどんどん野菜が成長していって、美味しい成果物をつけてくれるのが楽しみです。それと同じように一緒に野菜を作ってくれている子ども達の成長も楽しみです。

自民党新総裁が決まりましたね。
官房長官から総理になって日本の政治がどうなっていくのか、世界中が固唾をのんで見守っていることと思います。
とりあえずは生活に直結するところだと官房長官時代に「日本の携帯電話高すぎ」って仰っていましたから、携帯電話の料金が下がったら、ありがたいですね。それと地方銀行の再編があるかもしれません。その発言があってから福島銀行などの地方銀行の株価が上昇しましたからね。
そんな日本の転換期(といっても、安倍総理の路線を継承するでしょうから、転換はしないかもしれませんが、今後解散総選挙と今後なれば、やっぱり今日が転換期になりますよね)を迎えた本日(9月14日)に、二本松市にある認定こども園まゆみぷらすさんの場所をお借りして、大人食堂を実施してきました。
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ジャガイモを切っています。ジャガイモの皮むきがカルビーの機械と肩を並べるんじゃないかってぐらいに、早くて丁寧です。これだけ皮がどこにもついていないぐらいに綺麗に剥かれたのであれば、ジャガイモとしても本望なはずです。「おいら、フレッシュなピカピカの一年生になっただよ」という声が聞こえてきそう、という感想をもし抱いたとしたら危険な兆候です。
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こちらではナスを剥いています。ナスはこの黒い皮がなんとなくナイキのマークみたいな感じです。
ナイキと言えば「JUST Do IT」、つまり行動あるのみという事を口ではなく、皮むきで示すなんて素敵ですね。
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そしてこちらでは揚げてますね。人数が人数ですから、これでもかというぐらいに揚げています。
今菜箸を油の呼吸、伍の型跳ねると危険を放っているところです。
なんだか多方面から厳重注意が入りそうなので、ちゃんと記事を書こうと思います。
反省。
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一方で揚げ物を作っているかと思って、ふりかえるとサラダの盛り付けをしていました。
今日は一方が揚げ物ですから、他方はさっぱりと一つの皿の上にもメリハリを忘れない、素敵なお姉さん達です。
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横を見ると、これでもか!ってぐらいに具材がたくさん入ったお味噌汁。
この味噌汁を飲む、これだけ具だくさんだと食べる味噌汁って表現の方がぴったりですけど、これ一杯でお腹もいっぱいに、そしてこんな美味しいのを食べて胸いっぱいになること間違いなしです。
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そして完成したから揚げプレートがこちらです。
から揚げには下味がしっかりとついていて、何もつけなくても美味しいですし、ソースなどをかけても美味しいし、迷うところです。
参加者の方が持ってきてくれた中井貴一さん、じゃなかた、プルーンも載ってフルーツも完備です。
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美味しい食事が出来ると、そりゃ参加者の皆さんもこんな素敵な笑顔になりますよね。
食べるのももちろんですけど、
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食べた後の後片付けも全員一緒に協力して実施しています。
大人食堂は参加者の方が今年度になって増えて、より一層ワイワイ新型コロナウイルスに負けないで活動しています。興味のある方や参加してみたい方は是非お問い合わせください。
と、締めの文章を書いたところでFacebookで今回から書くつもりだったのが、いつものブログに書いてしまいました。習慣や慣れって怖いですね。

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