これまでも暑かったですけど、今日は特に暑いですね。
それもそのはず、本日(7月16日)で関東甲信・東北地方が梅雨明けをしたそうです。
梅雨明けにちなんで熱中症情報をチェックしてみると北海道を除くほぼ全ての地域で「厳重警戒」とか「警戒」マークが出ております。
仕事中の皆様、学校で勉学に励む皆様、青春真っ盛りな皆様、畑や田んぼで汗を流す皆様、くれぐれもしっかりと水分をとって、無理をしないようにしてください。
無理をしないと言えば、どのような活動も無理をしたんでは続きません。ですので、無理をしないような活動を出来る範囲で行うことが大事ですよ、という話を福島県立安達東高校でしてきました。
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それだけだと説明を省略しすぎなので、もう少し詳しく書かせて頂きます。
このブログを読んでくださっている皆さんの中でボランティア活動をしたことがある方はどのぐらいいるでしょうか。
ボランティア活動で「世界を平和にしたい」「美しい自然を恒久的に守りたい」という髙い目標を掲げると、そのために何をどうすれば良いのか、何から取り組もうか分からなくなってしまいがちです。
でも身近な人や自然に対して、今の自分が出来ることってなんだろうという身の回りのことに視点をもってくると高校1年生でも出来ることが沢山あります。
実際に安達東高校の学生さんからも
・野生動物が好きなので、野生動物の保護活動をしたい
・高齢の方でスマホの使い方が苦手な方に使い方を教える
・自分よりも年下の子ども達の面倒をみる
・高齢者の方の話し相手
など、今すぐにでも取り組めそうな意見が出てきました。
今日の出前講座で地域福祉やボランティアについて具体的なイメージをつかむことが出来て、それが行動につながったら素晴らしいですね。

というところで今日のブログをまとめようと考えていたところ、安達東高校の生徒さんから「高齢の方の握力が低下しないように使ってください」と素敵なプレゼントをいただきました。
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安達東高校の生徒さんが作ってくれたものです。握力が低下してくると自分でペットボトルを開けることが出来なくなったり、蛇口をひねったりすることが難しくなったりしてきます。そうなると日常生活をおくるのが大変になって来てしまいます。
そうならないようにこれをギュッとにぎることによって、握力の低下を防ぐことが出来ます。
地域の高齢者のために自分達が出来ることを自発的に行う活動、まさにこれこそがボランティアです。
せっかく安達東高校生の皆さんのお気持ちを頂戴しましたので、今後ちろるで行っている運動教室で活用させて頂きます。その時には是非どのように使われているのかを見に、運動教室に遊びに来てくださいね。