3月8日、テレビを見ていて衝撃が走りました。
鳥山明先生の訃報です。
子どもの頃から鳥山先生が生み出したDr.スランプやドラゴンボールを読んだり、見たりして育ちました。
鳥山先生がキャラクターデザインをされたドラゴンクエストをプレイして育ちました。
鳥山先生が想像した世界やキャラクターはいつも身近に存在し、そして私をハラハラ、ドキドキ、ワクワクさせてくれました。
きっとある年齢以上の人、特に男性であればかめはめ波を放つポーズをしたことは通過儀礼としてあるはずです。もちろん私もその一人ですし、かめはめ波に限らず、魔貫光殺砲を指から出そうとした人も数知れないはずです。
桃白白に敗れる孫悟空にも、まるで自分が強大な敵に打ち負かされたかのようにショックを受け、ナッパがベジータとともに地球にやってきて、それまでの孫悟空のライバルとして出て来たキャラクター達がなすすべなくやられてしまう時の絶望感には、心の中で(もしかしたら実際に口に出していたかもしれませんが)早く悟空来てくれ!と叫ばずにはいられませんでした。
絶望感と言えばナメック星でフリーザと対峙した際にこれまで戦闘力(戦う力を数値化するというのも鳥山先生の素晴らしい発明ですよね)が数万だったのが、急に「私の戦闘力は53万です」という当時では途方もない数値が出て来た時には、ベジータではなくとも涙しそうになったものです。
きっと私よりも上の世代の方はアラレちゃんを読んで、これまでの「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の3つの挨拶に加えて、「んちゃ」がどの時間帯でも使える便利な挨拶として交わされていたでしょうし、アラレちゃんをまねて伊達メガネを装着した方もいたでしょう。
アラレちゃんで思い出しましたが、鳥山先生のネーミングセンスも独創的で「則巻千兵衛」「則巻アラレ」と言ったアラレちゃんのキャラクターも、「ブルマ」「トランクス」と言ったドラゴンボールのキャラクターまで、ストンと受け入れてしまえるから不思議です。「トランクス」と言ったら男性用の履物の名前なのに、それをキャラクターの魅力と相まって、カッコいいと思えてしまうんですからね。
鳥山先生の生み出す世界はもちろんその圧倒的な画力もさることながら、魅力的なキャラクターが数多くいて、ただ強いからキャラクターを好きになるだけではなく、ミスターサタンのようなキャラクターも最終的には好意的に受け入れずにはいられなくなってしまう、それだけキャラが立っているんでしょうね。漫画だけではなく、ドラゴンクエストの敵キャラまでどこかキュートで、RPGで敵キャラなんて、そして雑魚キャラなんて、本来は経験値を稼ぐために倒すだけの存在かもしれませんが、スライムを始めとして愛着がわくのも、鳥山先生がデザインされているからなんでしょうね。
今後は鳥山先生の描き出す新しいキャラクターに出会えないと思うと、私の日常も彩りを失ってしまうように感じます。本当に現実にドラゴンボールがあって、7つ集めるとシェンロンが出てきて願いを叶えてくれるなら、と世界中の鳥山先生のファンが思っている事でしょう。
天国で自分が生み出したキャラクターに囲まれている鳥山先生のご冥福をお祈りします。
そんな超ド級のショックな出来事から一夜明けた3月9日、3月の学生食堂を実施しました。
2024年に入ってからはだいたい月末付近の日曜日に実施する事が多かった学生食堂ですが、毎回協力してくれている福島大学の災害ボランティアセンターの学生さんのうち1名が3月末で大学を卒業するので、今月は早めの実施となりました。
その卒業する学生ですが、学生としては最後の学生食堂ということで、ネギが真っすぐに育っているかを確認しています。
「学生としては最後の学生食堂ということでネギが真っすぐに育っている」なんていう行為も日本語も存在しないですよね。
実際にはなんとなくやってる感を出すためだけのやらせ写真です。
でもそんな行為をしたとしても後輩達からは、先輩ったらまた何か変な事してるわ、ぐらいで受け入れられるのは人徳というか、これまでの付き合いから生まれる絶対的な信頼関係の証ですよね。
豚肉にキャベツを投入し、キャベツがしんなりとしてきた頃合いを見計らって、
回鍋肉の素みたいな、魔法の調味料を投入していきます。作る量が量なので、業者か!というぐらいの量です。
そもそもこれだけの回鍋肉の素を買い占めたら、独占禁止法で逮捕されても文句は言えないレベルです。
そして完成したのがこちら。
キャベツのシャキシャキの食感とネギの旨味、豚肉の味わいを味噌の味付けが包括的に包み込んで、口の中で何とも言えないハーモニーを生み出します。
今日も美味しい食事を作る事に成功!の笑顔です。
そして本日も多くの方にご来場いただき、回鍋肉丼をお渡しする事が出来ました。
来て下さる方も学生の事を覚えてくれて、「卒業おめでとう。社会人になっても遊びに来るんだよ」と何人もの方が声掛けをしてくださっていました。
活動の最後に卒業生から在校生へメッセージを語ってもらったのですが、『そしてバトンは渡された』や『ラーゲリより愛を込めて』を観終わった時と同じような感動に包まれました。
そしてまさしく先輩から後輩にバトンが渡された瞬間でした。
バトンを渡して社会人になっても、引き続き学生食堂に遊びに来て、元気な顔を見せ続けてもらいたいものです。
鳥山明先生の訃報です。
子どもの頃から鳥山先生が生み出したDr.スランプやドラゴンボールを読んだり、見たりして育ちました。
鳥山先生がキャラクターデザインをされたドラゴンクエストをプレイして育ちました。
鳥山先生が想像した世界やキャラクターはいつも身近に存在し、そして私をハラハラ、ドキドキ、ワクワクさせてくれました。
きっとある年齢以上の人、特に男性であればかめはめ波を放つポーズをしたことは通過儀礼としてあるはずです。もちろん私もその一人ですし、かめはめ波に限らず、魔貫光殺砲を指から出そうとした人も数知れないはずです。
桃白白に敗れる孫悟空にも、まるで自分が強大な敵に打ち負かされたかのようにショックを受け、ナッパがベジータとともに地球にやってきて、それまでの孫悟空のライバルとして出て来たキャラクター達がなすすべなくやられてしまう時の絶望感には、心の中で(もしかしたら実際に口に出していたかもしれませんが)早く悟空来てくれ!と叫ばずにはいられませんでした。
絶望感と言えばナメック星でフリーザと対峙した際にこれまで戦闘力(戦う力を数値化するというのも鳥山先生の素晴らしい発明ですよね)が数万だったのが、急に「私の戦闘力は53万です」という当時では途方もない数値が出て来た時には、ベジータではなくとも涙しそうになったものです。
きっと私よりも上の世代の方はアラレちゃんを読んで、これまでの「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の3つの挨拶に加えて、「んちゃ」がどの時間帯でも使える便利な挨拶として交わされていたでしょうし、アラレちゃんをまねて伊達メガネを装着した方もいたでしょう。
アラレちゃんで思い出しましたが、鳥山先生のネーミングセンスも独創的で「則巻千兵衛」「則巻アラレ」と言ったアラレちゃんのキャラクターも、「ブルマ」「トランクス」と言ったドラゴンボールのキャラクターまで、ストンと受け入れてしまえるから不思議です。「トランクス」と言ったら男性用の履物の名前なのに、それをキャラクターの魅力と相まって、カッコいいと思えてしまうんですからね。
鳥山先生の生み出す世界はもちろんその圧倒的な画力もさることながら、魅力的なキャラクターが数多くいて、ただ強いからキャラクターを好きになるだけではなく、ミスターサタンのようなキャラクターも最終的には好意的に受け入れずにはいられなくなってしまう、それだけキャラが立っているんでしょうね。漫画だけではなく、ドラゴンクエストの敵キャラまでどこかキュートで、RPGで敵キャラなんて、そして雑魚キャラなんて、本来は経験値を稼ぐために倒すだけの存在かもしれませんが、スライムを始めとして愛着がわくのも、鳥山先生がデザインされているからなんでしょうね。
今後は鳥山先生の描き出す新しいキャラクターに出会えないと思うと、私の日常も彩りを失ってしまうように感じます。本当に現実にドラゴンボールがあって、7つ集めるとシェンロンが出てきて願いを叶えてくれるなら、と世界中の鳥山先生のファンが思っている事でしょう。
天国で自分が生み出したキャラクターに囲まれている鳥山先生のご冥福をお祈りします。
そんな超ド級のショックな出来事から一夜明けた3月9日、3月の学生食堂を実施しました。
2024年に入ってからはだいたい月末付近の日曜日に実施する事が多かった学生食堂ですが、毎回協力してくれている福島大学の災害ボランティアセンターの学生さんのうち1名が3月末で大学を卒業するので、今月は早めの実施となりました。
その卒業する学生ですが、学生としては最後の学生食堂ということで、ネギが真っすぐに育っているかを確認しています。
「学生としては最後の学生食堂ということでネギが真っすぐに育っている」なんていう行為も日本語も存在しないですよね。
実際にはなんとなくやってる感を出すためだけのやらせ写真です。
でもそんな行為をしたとしても後輩達からは、先輩ったらまた何か変な事してるわ、ぐらいで受け入れられるのは人徳というか、これまでの付き合いから生まれる絶対的な信頼関係の証ですよね。
豚肉にキャベツを投入し、キャベツがしんなりとしてきた頃合いを見計らって、
回鍋肉の素みたいな、魔法の調味料を投入していきます。作る量が量なので、業者か!というぐらいの量です。
そもそもこれだけの回鍋肉の素を買い占めたら、独占禁止法で逮捕されても文句は言えないレベルです。
そして完成したのがこちら。
キャベツのシャキシャキの食感とネギの旨味、豚肉の味わいを味噌の味付けが包括的に包み込んで、口の中で何とも言えないハーモニーを生み出します。
今日も美味しい食事を作る事に成功!の笑顔です。
そして本日も多くの方にご来場いただき、回鍋肉丼をお渡しする事が出来ました。
来て下さる方も学生の事を覚えてくれて、「卒業おめでとう。社会人になっても遊びに来るんだよ」と何人もの方が声掛けをしてくださっていました。
活動の最後に卒業生から在校生へメッセージを語ってもらったのですが、『そしてバトンは渡された』や『ラーゲリより愛を込めて』を観終わった時と同じような感動に包まれました。
そしてまさしく先輩から後輩にバトンが渡された瞬間でした。
バトンを渡して社会人になっても、引き続き学生食堂に遊びに来て、元気な顔を見せ続けてもらいたいものです。
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