カテゴリ: ボランティア

IMG_6400
ちろる冬のボランティア開校式が12月20日金曜日に安達高校で行われました!
各施設の注意事項やボランティアの心得など、ボランティア常連の生徒さん達ですが、初心忘れべからずという事で、もう一度説明をしました。
今回も、料理関係のボランティアと子供関係のボランティアが人気でした。
障がい者施設や、高齢者施設への希望者は年間を通しても少ないので、興味関心をもつためにはどのようにアプローチしていくかということが今後の課題となっております。
まずは、福祉教育を通して、障がい者や高齢者の正しい知識を伝えていく必要があると考えます。そこからの延長線上に、福祉関係の人材不足の解消につながればと考えています。
とまぁ、久しぶりに真面目な文書になってしまいましたが、ボランティア活動に自主的、主体的に取り組む彼女達をこれからもサポートしていきたいと思います。

本来であれば一週間前にこのブログをアップする予定でしたが、色々と思うところがあって(詳しくはこのひとつ前のブログの「写真の掲載について」を参照ください)掲載が遅くなりました。
でもキリンやろくろ首のように首を長くして待っていてくださる方も多くいるわけで、その方々の前では私の逡巡など風の前の塵の如しというわけで、夏祭りの様子をお伝えしていきます。
8月3日には夏祭りの会場準備としてテントを設置して、テーブルやイスを準備したわけですが、8月4日祭り当日は朝から
IMG_7312
肉や魚、エビ、ホタテ等を提供するための炭の準備や
IMG_7327
焼きそばを提供するため、野菜を炒めたり、
IMG_7318
来場者の皆様に熱中症や脱水にならないように、水分を充分にとって頂くように飲み物の準備や
IMG_7324
お子様にも楽しんでもらえるようにスーパーボールすくいなど、様々なブースの準備に余念がありません。
また特別にご希望の方には美味しい蕎麦を食べてもらおうと言う事で、
IMG_7331
蕎麦の腕前3段の名人にも来ていただいております。
とここで、私事ではありますが、ここまでの写真は一眼レフを用いての撮影でしたが、いざこれから夏祭りが始まりますというところで、何も反応を示さなくなりました。「一眼レフのバカ、意気地なし」とハイジがクララをあえてディスって反骨精神を促すようなシーンの真似をして、一眼レフに色々としてみたのですが音沙汰がないので、ここからはスマホに切り替えての撮影です。
IMG_20190804_110437
11時に夏祭りスタートです。
まずは表団地自治会の会長さんや議員さんや二本松商工会長さん、二本松市内の他の復興公営住宅の自治会会長等、来賓の皆様にご挨拶を頂戴しました。
IMG_20190804_112922
そこから間髪入れずに安達高校生の浴衣の着付けファッションショーです。
この浴衣は手作りだそうですが、とても手作りと言われないと分からないぐらいのクオリティです。
IMG_20190804_120155
その後のステージ発表では「ワンダー浪江」さんによる、よさこいの披露です。
この炎天下の中でも切れのある踊り(よさこいを踊りと言ってしまっても良いのかどうかは悩むところですが、もし失礼があったとすればそれは私の語彙力の不足のせいです)と、踊りながら笑顔を忘れないのはプロですね。もし私がワンダー浪江さんに交じったりしたら、へのへのもへじの「へ」のような口角になるのは間違いありません。
IMG_20190804_121731
よさこいが終了すると、和太鼓の披露がありました。
祭りと言ったらやはり和太鼓の音は欠かせませんね。太鼓のドォンという腹に響く音を聞くと、日本人の祭り大好きなDNAが騒ぐような気がして一気にテンションが上がります。
これらのステージ発表が終わると、
IMG_20190804_122002
蕎麦の提供です。蕎麦は夏祭り会場から40、50メートルぐらい離れた表団地の集会場での提供でしたが、会場に「これから蕎麦の提供を始めます」のアナウンスが流れると、蕎麦好きな皆さんはこぞって集会場に足を運んでいました。
もちろんそれ以外のお肉や焼きそば、かき氷の提供は夏祭り中ずっと提供していました。
IMG_20190804_132257
夏祭りにご来場いただいた皆さんはファッションショーやよさこい、和太鼓などのステージ発表から様々な食べ物に目も胃も目いっぱいに満たされてくださったはずです。
IMG_20190804_133304
でもエンドレスサマーの精神で、炎天下の中での表団地夏祭りはそれだけでは終わりません。
今度は豪華景品をかけての全員でのビンゴ大会です。身の回りの雑貨や美味しいお菓子、そして美味しいお米が景品だったのですが、やはりお米は真っ先にゲットされていきます。
IMG_20190804_135346
その後、お子様だけ参加のスイカ割り。
スイカ割りってなかなか当たらないもんなんですね。その木刀さばきや北辰一刀流の皆伝のように鋭かったのですが、わざとスイカ隣り数センチという所に振り下ろしています。
ちゃんと盛り上がりを考えてくれていますね。
IMG_20190804_141306
その後カラオケ大会。
これだけ大勢の皆さんの前で歌うわけですから、そりゃ上手いに決まっています。
IMG_20190804_145318
美声を聞いた後は表団地管理人さんから常日頃団地の様々な事に協力してくださっている方々への功労賞の贈呈がありました。
縁の下の力持ちではないですが、普段団地周辺の草刈り活動を熱心にやってくださっている方や団地運営への様々な協力をしてくださっている方などへ、常日頃感謝の気持ちを忘れた事はないとしてもそれを改めて口にする機会もなかなかなかったりするのも事実です。だからこそ、こういう多くの人が集まっている場で、こういう方々が常日頃表団地をより住みやすくなるように環境整備や運営体制の手伝いをしてくれているんだよ、と多くの方に知ってもらう機会を作るのは、これまで協力してくれていた方々も明日からより一層の弾みがつくというものです。
IMG_20190804_150006
そして表団地自治会副会長から夏祭りに参加してくださった方への謝辞、様々な事で協力してくださった方への謝辞等の閉めのお言葉を頂戴して、2019年表団地夏祭りは無事に幕を閉じました。

前回「祭りの前」というタイトルのブログを掲載してから1週間以上が経過しました。
その間も祭りの前と言うタイトルのブログがあるわけですから、二本松市内にあります復興公営住宅表団地の夏祭りも実施しましたし、学校の夏休みを利用して、高齢者関係や児童関係、障がいがある人関係、様々なイベント等で一生懸命にボランティア活動している学生さんがいらっしゃいました。 
それら全ての活動を(と言いたいところですけど、現実的には事業が重なっていたりして全部と言うわけにはいっておりませんが)できるだけ写真に記録して、これまではなるべくタイムリーに、このブログでこれだけの高校生の皆さんがそれぞれの施設等で素晴らしい活動をしているんだよ、という発表をしてきました。
そうすることで、このブログを見れば「同級生の○○ちゃんが子ども達に囲まれて楽しそうに活動している」、「同じ学校の○○君がイベントのお手伝いのボランティアで熱い中頑張っている」など活動の様子を知ることができます。それぞれのボランティア活動を知ることによって、今までボランティア活動をしていた学生さんにとっては、自分が行っていた活動以外にも様々な活動があると言う事を知る機会になるかもしれません。今までボランティア活動をしていなかった学生さんには、ボランティア活動ってこういうことなんだと、ボランティア活動について、学校の授業だけではなく、友人知人が行っている活動の様子をブログを通して学び、身近に感じる機会にもなったかもしれません。
しかし一方でこのご時世ですから個人情報の問題があることも十分に存じております。このブログを見て、学生の顔写真が写っている事によって○○ちゃんや○○君がどこそこのボランティア活動に参加しているということが、このブログをご覧になってくださる方には知られることになります。もちろん高校生本人には写真を撮らせて頂いて、その写真が本法人のブログに載る場合がありますけれども良いですか、という確認は取っていますし、そこで了承してもらった学生さんの写真しか掲載しておりません。施設の利用者さん等施設の方針で顔は写らないようにという場合には当たり前ですが写らないように撮影したり、顔が判別できるような写真を掲載する場合にはモザイク等の処理をするようにしています。
これまでボランティア活動をしてくれている本人の了承を取っているからということで顔写真を掲載していましたが、保護者の了承までは取っていませんでした。未成年の許可のみを取って保護者に確認もしないでという考え方もあるかもしれません。
もちろん、だからと言って何かあったわけではありません。何かあってからでは遅いですからね。
むしろ保護者の方からは「うちの子どもがどういう活動に参加しているのか分からなかったけど、自分よりも小さな子ども達と一緒に遊んだり、子ども達を笑顔にしたりと楽しくやっている様子が見れて親としては嬉しかった」等の喜びのお声を頂戴しております。
自分の事を振り返ってみますと、高校生の夏休みと言うのは遊びたい盛りですから、その夏休みにボランティア活動をしてみよう、という思いにはなかなか至りませんでした。しかし、今年度は延べ人数になりますが、200名を超える学生さんが、ちろる夏のボランティア活動に参加してくれる予定です。これだけ多くの学生さんがボランティア活動という素晴らしい活動に参加してくれるわけですから、その活動の様子を、活動には参加できなかったけれどもブログだけは見てるよという方や、ちろる夏のボランティア活動にお子さんの参加を了承してくださった保護者の皆様等多くの皆さんに知って頂いて、自分のお子様を誇りに思っていただきたいという思いもあります。
思うところがあって1週間ほどブログをあえて更新しないで、あれやこれやと考えを巡らせてきましたが、結論としてはこれまでの基本姿勢である「本人の了承を得た上での掲載、それもなるべくその日のうち、遅くても翌日に掲載して、素晴らしい活動を多くの皆様に届ける」を貫いていきます。これが何か人目を憚るような事をしているのならばともかくですが、素晴らしい活動をしているわけですから、胸を張って○○高校の学生さんがどこそこで、あんな活動やこんな活動をそこの施設の利用者と一緒になって行った、という記事と共に顔写真も掲載していきます。
とは言え、本会の手落ちで令和元年のちろる夏のボランティア活動に関しては保護者から同意をとっておりませんので、一部の活動を除いては高校生の顔写真や個人を特定できる写真を掲載するのは控えます。集合写真等に目を凝らしても誰だか分からないくらいに写っているのはご了承ください。
この結論に対して賛否両論様々なお声があるかなと思いますので、是非この記事に対して皆様のコメントを頂戴できれば、それを今後の参考にさせて頂きますので、今後とも皆様のご指導、ご鞭撻の程をよろしくお願い致します。

皆さんはどのようなテレビ番組をご覧になっていらっしゃるでしょうか。
報道番組やスポーツ番組、バラエティ番組、ドラマ等色々とありますが、私が今クール毎回楽しみにしているのが日曜21時から放送している『ノーサイド・ゲーム』です。池井戸潤さん原作、大泉洋さん主演、社会人ラグビーを通してラガーマンや会社の人間関係、ラグビーを取り巻く環境の問題、地域へのラグビーチームの関わりなど胸高鳴る要素が満載です。そしてテーマ曲が米津玄師さんの『馬と鹿』。この主題歌がかかるのが番組が最高潮に盛り上がったタイミングで、昨日(7月28日)放送の第3回の最後の方を見ていたら、涙腺のパッキンが壊れてしまうのじゃないかと不安になるぐらいでした。
私が泣きました。
全米も泣きました。
と、全米は関係ないですね。
そんな7月29日に7月の男の料理教室を開催しました。通常会は二本松市内で生活をしている避難者の男性の方の食の自立と横の連携を構築するために開催していますが、 今は学生の夏休みシーズンということで、安達高校のボランティア5名にも参加してもらいました。
IMG_7246
男性の参加者がいつもはお互いに相談して料理を作っていますが、今日は高校生に包丁の握り方や調理の心構えなんかをレッスンしています。
それを受けて高校生のボランティアの皆さんも
IMG_7248
ピーラーでじゃがいもの皮を剝いたり、
IMG_7250
包丁で皮を剝いたりしています。
って、皮しか剝いていないわけではなく、
IMG_7253
みんなで皿を持って何かをしています。配給を待っているのか、ばえる盛り付けを研究しているのか、
真偽の程は定かではありませんが、そうこうしているうちに、
IMG_7254
茄子とピーマンのさっぱりした料理が出来上がりました。
さっきまであれほどジャガイモの皮を剝いていたのが、どこに活かされているのかは定かではありません。
IMG_7255
というわけで、本日の調理終了です。
いつもは基本男性参加者のみの会食ですが、今日は高校生も加わってくれたので、平均年齢が40代ぐらいになっていそうです。

7月26日、7月の最終金曜日です。7月に入ったと思ったらもう下旬です。
24時間テレビで言えばZARDの負けないでが流れる頃でしょうか。
本日は二本松市の若宮地区のご年配の方で組織するみどり会さんからオファーを頂いてレクリエーションの講師と安達高校のボランティアの皆さんの活動の様子を見にお邪魔してきました。
IMG_7069
この初々しさ。
IMG_7068
こちらも初々しさ。
IMG_7070
これまた初々しさ。一部怪しい人物も写っていたかもしれませんが、全員高級レインウェアぐらいに水をはじくぐらいの若さです。安達高校の1年生のボランティアが8名参加してくれました。
みどり会さんでは月に2回集まって、サロン活動を実施しているそうです。
IMG_7086
この人数ですから集まりの良さが伺えますね。
この参加者を前にして
IMG_7130
一所懸命にレクリエーションをやらせていただきました。
この写真は暴漢に襲われた時にはまず目を狙うようにと伝えているわけではなく、グーパー体操というものです。
IMG_7121
みどり会さんの皆さんに高校生ボランティアも混ぜてもらって一緒に楽しい時間を過ごしています。
IMG_7116
一緒にこのこぼれるような笑顔が良いですね。
IMG_7109
こちらは右フックの練習です。井上尚哉選手の世界戦がどうなるのか、果たしてこの中から世界を目指せるような選手が出てくるのか、ということではなく、後出しじゃんけんというレクリエーション中。
IMG_7104
こちらは鼻と耳をふさいで、五感のうち二感までを無効にすることによっての解脱訓練、ということではなく、こちらもレクリエーションです。
みどり会の皆さんはノリが良いので、レクリエーションをやっているこっちまで楽しくなってきます。
そうやって老いも若いも一緒に楽しめるのがレクリエーションの良いところですね。
IMG_7144
最後に全員で記念撮影。楽しい時間を過ごした後ですから、皆さんの笑顔も目じりの下がり具合、口角の上がり具合ともに見事です。
IMG_7147
こちらは全員で後片付け。
IMG_7152
からのボランティアの皆さんによるみどり会の皆さんの送別。
なぜか通常の会が終わって帰るだけなのに、立派なお見送りですね。

↑このページのトップヘ